日頃のケアを怠らず、40代を迎えても「若いね」「キレイだね」とほめられる女性のなかには、若い子と同じコスメを使ってメイクしているという人もいるかもしれません。でも、それが悪目立ちすることもあるって知っていましたか?
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■:若く見られるキレイな大人女性…でもそのメイクやコスメは大丈夫?
いくら実年齢より若く見られる母とはいえ、「サイズが変わらないから~」と年頃の娘の服を着ていたら、まったく違和感を感じない、とはいえませんよね。これは、服だけでなくコスメだって同じこと。母娘の例だけでなく、昔の自分と今の自分だって当てはまることなのです。
しかもこれは、見た目に自信があるキレイな40overの女性に起きやすいことは、なんとなくお気づきでしょう。
「『私は大丈夫!』とポジティブに捉えた結果、周囲からイタイタしいと思われるのは避けたい。実年齢よりも若く見られるキレイな大人女性だからこそ、常日頃からこの事態と隣りあわせになりやすいのです。
だからこそ、最先端のトレンドを知る若い子たちから『〇〇さんなら似合いますよ~! 〇〇さん若いですから~』とほめられたとしても、鵜呑みにしてはなりません」(ヘアメイクアーティストchihoさん)
冷静な目で見て、大人が使うのにふさわしい、若い子の間で流行っているコスメってあるの? ヘアメイクアーティストchihoさんが太鼓判を押すにいたった合格コスメを3つ教えていただきました。
■:「ミシャ テンションブラッシャー」
クッションファンデーションが人気の「ミシャ」から出たクッションチーク。
これは、大人女性も使える合格圏コスメです。
小さなパフでポンポンするだけで、肌の内側からジュワッとした血色が色づきます。
ミシャだからと、個人的にちょっと期待していたところ、やはり期待を裏切らないツヤ感と透明感がありました。むしろ若い子よりも大人の女性に必要なツヤと透明感がこれで補えます。発色がやさしいため、少しずつ色を見ながらつけられて失敗しにくいのも大人女性におすすめの理由。
カラーは、シフォンピンク・チアコーラル・モダンピンクの3色で、どれも肌なじみがよいから、大人がつけるにハズレの色はありません。
チークと共にハイライトの効果が欲しいならば、シフォンピンクを。お肌の自然な血色感が欲しいなら、モダンピンクかチアコーラルがおすすめです(chihoさん)
■:「デジャヴュ ラッシュアップマスカラK」
自まつ毛が1本1本際立つ、新感覚の塗るつけまつげマスカラは、超極細ブラシ。このブラシこそ、まつげが細く短くて、今ではマスカラをしていないという大人の女性や、マスカラが苦手な大人の女性が違和感なくつけられます。
むずかしいテクニックはいらず、まさにつけるだけでキレイな自まつ毛に見せられますよ。
このマスカラをまつげの根元につけるだけで、目の縁が際立ち目もとの印象が強まります。大人女性のたるんだ目もとがキュッと引き締まったように見えて、リフトアップ効果が高いんですよ。しっかりビューラーで自まつげを上げることで、さらにリフトアップ効果大。
フィルムタイプなので目の下に繊維が落ちる心配もないし、パンダ目にもならずお湯でオフできるんです。
ロング&ボリューム系のまつ毛に、長年命をかけていた大人の女性にとっては、これを使ったアイメイクは新感覚すぎて、ある意味目からウロコかもしれません。だからこそ、“マスカラで目力最強!”を卒業してしまった大人の女性たちに、ぜひ使ってほしい今っぽいマスカラですね(chihoさん)
■「『WHOMEE』フーミー マルチライナー」
フーミーは、大人気のメイクアップアーティストであるイガリシノブさんがプロデュースする、若い子の間で人気のあるコスメブランドです。こちらの「マルチライナー deeperキラキラピンク」は、大人女性にもってこいの血色ピンクで、アイシャドウにもアイライナーにも使える万能ライナー。
肌なじみのよい血色ピンクのため、目尻に“くの字”で入れるだけで自然に目幅が広がり、大人の女性が目もとに足したいなあ~と思う華やかさが違和感なくプラスされるんです。
いつも目もとのメイクは自然なブラウンカラーのみの女性が、若かったころのような華やかさがほしい気持ちと華やかさを補ってくれます。
血色はもともと体にある色なので、違和感のなく使いやすい色味なんですよ(chihoさん)
以上が大人が使ってOKの合格コスメ。迷ったときは、このなかから選ぶようにすれば失敗なし! ぜひ使ってみてくださいね。
取材・文/高田空人衣