おいしい食事をついつい食べ過ぎてしまったり、なかなか運動する気がおきない、夏に比べて汗が出にくくなり、むくみやすい、太ったかも、体が重い‥と感じることはありませんか? そんなときこそ率先して取り入れたい4つのことをエステティシャンである筆者がご紹介します。
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■冬太り?体が重い‥と感じるときにリセットする方法とは?
(1) 食べ過ぎたなと感じた次の日は野菜スープで胃腸を整えて
高カロリーの食べ物やいつもの食事量よりも食べ過ぎたな‥と感じたときは翌朝、昼は野菜スープで胃腸を整えましょう。
塩分や油分、味つけが濃い、食べる量が多いとなると胃腸に負担がかかるだけではなく、体がむくみやすい、脂肪となって蓄積しやすい元。
緑黄色野菜や芋類、海藻類にはカリウムが含まれており、このカリウムこそが不要な塩分を体外に排出しやすくしてくれ、食物繊維はお通じを高めてくれる働きもあります。味つけにしょうがや玉ねぎベース、トマトベースにして血行促進作用をプラスしてあげるとより体がポカポカ温まりやすくなりますね。
食べ過ぎを毎日くり返さないように心がけることはもちろんですが、食べ過ぎた翌日は野菜たっぷりのスープをとって胃腸を整えるといいですね。
(2) 外出時は体を開いて大股歩きで
寒い時期になるとどうしても厚着になり、歩くときに前かがみになっていたり、体の可動域が小さくなりがちになっていませんか? このような歩き方ではふくらはぎや足裏だけで歩いているような状態に。
太ももやお尻にかけて太い筋肉があるのに対し、ふだんから使えていないと筋力が低下し血液やリンパの流れが悪くなることで冷えやむくみの原因になり、たるみの原因にもなります。
背すじをまっすぐ伸ばし、肩と胸を開き、足は少し大股ぎみに歩きましょう。ポイントはひざ裏をまっすぐ伸ばして地面を蹴るように足首を使うこと。ひざ裏をまっすぐ伸ばし、大股に歩くことで太もも〜お尻の筋肉まで動かしましょう。
(3) 入浴中はあらゆる場所をもみほぐす
運動不足になって筋力が落ちていたり、足先が冷えるなどしてむくみやすくなっていませんか? 足の裏、ふくらはぎ、太もも、お腹周り、二の腕など手の届く範囲を入浴中にもみほぐすようにマッサージしましょう。
自身の手を使っても、コロコロマッサージグッズなどを使っても構いません。特に足の裏から指の間まで押すようにマッサージしたり、むくみやすいふくらはぎや太ももなど付け根部分までもみほぐしましょう。
老廃物がたまっているだけで体が重いと感じることもあるので、もみほぐしてあげるだけで体がスッキリ軽く感じやすくなります。
バスタイムを楽しむために、気分の上がる香りや発汗作用のある入浴剤を一緒に取り入れるといいですね。
(4) お風呂上がりや空いた時間はストレッチを率先
お風呂上がりにゆっくりテレビをみている時間やゴロゴロしているときなど、空いている時間を使ってストレッチを取り入れましょう。
股関節を開いたり、前屈をしたり、肩を開いて背中を伸ばしたり、太ももの筋肉を伸ばすなど、ヨガポーズを真似てみるのもいいですね。
ストレッチで硬くなった体をほぐすことで血行促進やリンパ促進効果もあり、体がしなやかになります。
体がやわらかくしておくことで疲労回復にもつながり、翌朝起きたときに体がラクに軽く感じる場合もあります。
何もしないのでは、どんどん老廃物や脂肪となって蓄積するだけ。
体が重く感じるときこそ、家の中でもできることから率先して取り入れ、体の重さを軽減してみませんか? ぜひ参考にしてみてくださいね。