メイクの中でも難しいと思われがちなファンデーション。ニキビあとや毛穴をカバーして肌をキレイに見せたい…と思うばかりに厚塗りになってしまうこともしばしば。また、ファンデーションの種類によっては塗り方も大切。そこで、美容家の寒川あゆみさんに、立体感のあるキレイに仕上げるファンデーションのポイントを教えていただきました。
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立体的に見える肌作り法とは? ファンデーションの塗り方テク
ファンデーションの種類によって塗り方はどうしたらよいの? 自然な仕上がりにするには? と思っている人も多いですよね。
まず、ファンデーションのタイプに関わらず、顔全体にベタ塗りしていませんか? 毛穴やニキビあとなどのカバーや肌をキレイに仕上げるためにファンデーションはすぐれものですが、基本は全体的にベタ塗りはしないこと。
顔は骨格やパーツの凹凸があるので立体的ですよね。なのでベタ塗りで均一にファンデーションを塗ってしまうとのっぺりした印象になってしまったり、厚塗りに見えてしまうことも…。
では早速、立体感のあるキレイに仕上げるファンデーションのポイントをご紹介します。
(1)コントロールベースや化粧下地でトーンアップ
肌を明るく見せたい場合にはピンク系のコントロールベース下地、肌の赤みを抑えたい場合はイエロー系のコントロールベース下地を取り入れて素肌の色みをコントロールしましょう。
そのときのポイントも気になる部分に置いてから、顔の中心から外側に向かって指の腹でトントンと伸ばすように肌になじませることがコツ。
(2)クマやニキビあとにはコンシーラーを重ねる
目もとのクマや赤みの強いニキビあとはコンシーラーで色を隠すことがポイント。手の甲に取り、気になる部分に指でやさしくたたくように色を重ねましょう。色を抑えるだけで印象が変わるのでおすすめです。
(3)ファンデーションは顔の中心から外側に向かって塗り、フェイスラインは塗らない
ファンデーションの塗り方のポイントは目もと、鼻、ほお、おでこ、あごに少量乗せて、
1.目もととほおゾーンは内側から外側に向かって
2.鼻すじにサッと伸ばし、鼻のサイドに向かって
3.眉間からおでこに向かって縦、横に
4.あごからフェイスラインに向かって
ポイントはトントントンと重ねながらスライドして広げていきましょう。
リキッドタイプやクリームタイプ、クッションファンデーションはスポンジやパフを使うか、もしくは清潔な手で指の腹を使いながら塗るときめ細かく薄づきになり、自然でキレイな仕上がりになります。
パウダーファンデーションやルースパウダーなどは大きめなブラシで粉を肌にのせるように仕上げるのがポイント。
コントロールベース下地で肌のトーンを底上げしておき、隠したい部分はコンシーラーでカバー。ファンデーションの色の明るさを顔の中心に持って来るようにして、フェイスラインにファンデーションは塗らない。もしくはとても薄く塗ると顔の立体感が生まれます。
このように、ファンデーションの塗り方ひとつで正面から見ても横から見ても立体的で自然な仕上がりになるファンデーションの塗り方をマスターしてみてはいかがですか?