前日に着る服を決めておいたのに、朝起きて着る服に悩んだり、玄関で靴まではいたのに「やっぱりダメ…」と脱ぎ捨てて、違う服に着替えたり、服はたくさん持っているのに、いつも着る服がない!と悩んでいる人はいませんか?
じつはこうなってしまうのには、ちゃんとした理由があるのです。
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手持ちの服そのものが原因ではありません
着る服に悩むのは、手持ちの服が着まわせないから? 合わせ方が難しいから?
いえいえそうではありません。
“コーディネートの組み立て方”に問題があるのです。
特に、コーディネートを組み立てる“順番”。これがとても重要!
早い話、この順番を間違えているから、朝着るものに悩むのです。
多くの人は「今日は何を着ようかな」「明日は何を着ようかな」と服のコーディネートをいきなり考え始めてしまいます。
でも、よく考えてみてください。
着替えていざ出発!というときに、玄関先で「やっぱりこのコーデじゃない」と感じてしまうのは、決まって靴をはいたあと。
つまり、念入りに選んだ服のコーディネートと靴がチグハグになってしまっているのです。その結果「着る服がない」という事態に。
靴から決めると、問題は8割解決!
「今日は何を着ようかな」ではなく「今日は何をはこうかな」へ。
つまり靴からコーディネートを決めるだけで、問題はほぼ解決します。
服と靴が合わないという問題だけではありません。
雨で大切な靴を台無しにすることもなければ、スニーカーがベストな日に、ヒールでたくさん歩いて、靴ずれを起こすこともなくなるのです。
その日1日の予定をざっくりと頭で考えて、どのタイプの靴をはけば1日快適でいられるのかという基準で靴を選べば、玄関先でコーディネートに迷うこともなく、スムーズに1日をスタートできます。
靴の次はバッグを決める
着こなしの方向性を決める靴が決まったら、次はバッグを選びましょう。
荷物が多いのに、小さいバッグを持って行って、バッグからものがあふれ出す、かっこ悪い使い方をしたことはありませんか? はたまた、雨の日なのに、雨に弱い素材のバッグを持って行って、変色&劣化させたことはありませんか?
その日一日の行動や天気を基準に、靴と同じようにバッグを決めるだけで、こういった事態も避けられて、おしゃれかつ快適な一日を送ることができます。
靴とバッグを決めたら、それらに合うストールや帽子など、必要であればほかの小物もこの時点で決めるようにしましょう。これでもう9割のコーディネートが完成です。
服のコーディネートはいちばん最後!
靴⇒バッグ⇒ストールほか小物⇒ここで初めて洋服の登場です。
服は最初にボトムから選びましょう。靴が決まっているため、靴に合わせて選ぶようにすると迷いません。ボトムが決まったら、靴とボトムの間を埋める、ソックスやタイツを選びましょう。
そしてボトムに合うトップスを選んだら、最後にアクセサリーやベルトを必要に応じて足していきます。
いかがでしょう?
最初に土台となる靴を固めたあと、バッグやストール、帽子など、人の目につく末端のアイテムを固め、最後に服を決める。
コーディネートの順番を変えるだけで、TPOにもしっかりと沿い、天候に左右されることもない、そしてどこかが合わないというチグハグもなく、いつでも自信がもてるコーディネートでお出かけできます。
たとえ手持ちの服が変わっても、このやり方は不変です。
ぜひ今からさっそく試してみてください。