ファッションの情報をSNSで手に入れて、影響されて買った服。どれもこれも似合わないと感じたり、結局使えない、使わないことになるのはもったいないですよね。お金をかけなくても、おしゃれが楽しめる時代になったとはいえ、かけるべきところにお金をかけなかったことが、少なからず影響しています。
若いときと違って大人になれば、肌や体型の変化も出てくるもの。若いころと土台が変わるのは当然です。それに、大人の悩みは千差万別。きちんとお金をかけるべきところにかけることで、顔と服、体と服のギャップを埋めることができるのです。
ただし、すべてにお金をかける必要はありません。以下の3つをおさえて、メリハリのあるお金の使い方をしてみてください。
Contents 目次
人目にふれない衣類にこそ、お金をかけよう
多くの人は、人の目にふれるものにお金をかけがちです。とくに視線に入りやすいトップスは、所持量も多いため、1点1点が高いものでなくても、トータルコストとして考えると、かなりの金額を投資している人は多いでしょう。
しかし、どんな高い服でも、着てみてキレイなシルエットが出ないことには、残念ながら投資した甲斐もありませんよね。
そこで、大人は「下着」にお金をかけましょう。服がすてきに見えるかは、大人からは下着次第といっても過言ではありません。
ブラジャーはきちんと計測しサイズが合っているものを、正しい位置で身につけることができれば、薄めのプチプラTシャツであっても、背中のぜい肉がうっすら見えることもありませんし、お腹周りのぜい肉を拾うこともありません。
下着は最も肌に近い服。だからこそ、上に重ねる服をいいようにも悪いようにも見せてしまう、大事な役割を担っているのです。
ボトムスにお金をかけよう
パンツやスカートといった、大人のボトムス選び。「サイズが豊富にそろっているから、大人にもぴったりのものが見つかる!」と思いきや、じつはそうならないものが少なくありません。
ヒップラインやお腹周り、太もものラインなど、拾いたくないお肉を目立たせなかったり、ヒップアップして見えるといったボディ補正ができるボトムは、必然的にお金をかけたパンツやスカートであればあるほど、補正力が絶大なんです。
トレンド性が高くて、スタイリッシュなパンツやスカートは、いくらでもプチプラで見つかります。ですが、それらが着る人をすてきに見せてくれるかと言ったら別。
服だけ輝いて、自分は輝いて見えないという現状は、ボトムにお金をかけることで解消されます。
バッグよりも靴にお金をかけよう
若い頃、サイズが合わない靴や、ヒールが高すぎる靴をガマンしてはいて、おしゃれをがんばった人も多いはず。そのツケが大人になった今、トラブルを抱えた足となって、ある日突然返ってくることも。
そうなると、見た目のおしゃれさだけを満たすために、プチプラ靴を優先するわけにはいかなくなるのです。
大人になったら、靴は何よりはき心地優先。おしゃれではき心地がいい靴は、お金をかけてこそ見つかります。
日本人に多いことですが、靴は消耗品ととらえ、バッグは一生モノとしてお金をかけがちです。
しかし、バッグは置いたら最後。自分のもとを離れます。靴はというと、外出している間ずっと身につけていますよね。
靴は下着と同じ。肌に一番近く、身につけている時間が長いアイテムだからこそ、お金をかけるようにしましょう。
高いものには高いなりの理由があります。
お金をかけたぶんだけ、大人の七難を隠してくれるアイテムを、ぜひとり入れてくださいね。