汗のニオイや肌のベタつき、顔のテカリなど、気温も湿度も高い夏の時期は、清潔さや快適さを保つために何かと気をつかうもの。自分や他人が不快な思いをしないためにも、ケアが欠かせないという人は多いでしょう。では、ショーツのケアは? もし、何もしていないとしたら、シミ、ムレ、ニオイなど、あなたも「下着事変」の危険にさらされているかもしれません。
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夏はさらに危険!働く女性の約8割が経験している「下着事変」の実態
おりもの・消臭・水分をまとめてケアできる『ポイズ® さらさら素肌 パンティライナー』を展開する「日本製紙クレシア株式会社」では、ショーツのムレやニオイが気になりやすい季節を前に、「夏の下着事情」をテーマにした調査を行いました。同社では、着用中の下着(ショーツ)に関する、ムレやニオイなどのトラブルを「下着事変」と名づけ、20~40代の働く女性500名を対象に、その実態を調査。すると、「これまでに『下着事変』(着用中のショーツに関するトラブル)を経験したことがある」という人は、全体の84%にものぼることがわかりました。
また、「夏はムレやニオイなどの『下着事変』が起きやすいと思いますか?」という質問では、約9割(87%)が「そう思う」と答えているほか、実際に「夏に『下着事変』を経験したことがある」という人も全体の約8割(78%)という結果に! 人知れず「シミ」(82%)、「ムレ」(77%)、「ニオイ」(63%)など、ショーツに関するトラブルを抱えている女性がとても多いということがわかりました。
原因不明!?ショーツの湿り気で仕事の集中力もダウン
汗やムレが気になる夏は、ショーツの湿り気も特に気になりやすい時期。今回の調査でも84%もの女性が、夏は「ショーツの“湿り気”による不快感がアップしやすい」と答えています。特に注目すべきは、「ショーツの“湿り気”による不快感で、仕事の集中力は何割低下すると思いますか?」という質問に対し、平均で「4割」減という結果が出たこと。ショーツの状態が、仕事の効率にも影響してしまっていることがわかります。
さらに、実際にショーツの“湿り気”を感じたときの様子について「夏の暑いときに汗で不快に感じた」(35 歳)、「疲れているときや生理前は、おりもので湿ってしまうことがある」(37歳)、「生理かと思ったが、そうではなく、汗なのか、おりものなのか、尿なのか原因がわからなかった」(29歳)などの声があがり、理由のわからない“湿り気”を感じているケースが多いという実態も明らかになりました。
他人事ではすまされない!女性の約半数が尿漏れ経験アリ
働く女性の多くがショーツに関するトラブルを抱え、それによる不快感が仕事にも悪影響を与えてしまっているにも関わらず、「ショーツの“湿り気”トラブルについて、日常的に十分な対策ができていますか?」との質問に「十分に対策ができている」と回答した女性は、わずか1割台(16%)に留まりました。多くの女性は、「対策はしているが十分ではない」(47%)、「対策ができていない」(38%)のが実態のようです。
また、今回の調査では、夏の汗やムレだけでなく、「尿漏れ」がショーツの“湿り気”につながっているケースも多いことが判明。これまでに尿漏れを経験したことがあるかとの質問では、なんと全体の半数近く(48%)が「ある」と回答しました。「自分は大丈夫」と過信せずに、きちんとケアアイテムを備えておく必要があると言えそうです。
今回の調査で明らかになった、夏は特に気をつけたい「下着事変」の実態。最近では、吸水性や消臭効果に優れたパンティライナーなどのケアアイテムが充実し、身だしなみの一環として認識されつつあります。髪や肌と同じように、これからはショーツもきちんとケアして、清潔・快適に保てば、ショーツの“湿り気”に振り回されることなく、自信も仕事の集中力もアップするでしょう。
文/野田美香