近年パソコンやスマートフォンの普及が一気に進み、眼精疲労が慢性的に起きている人も少なくありません。目の疲れによって眉間にシワが寄ったり、筋力の低下によっておでこのシワが目立っているかもしれません。今回はエステティシャンである筆者が、アイケア&目もとマッサージ法をご紹介します。
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おでこのシワや目もとのたるみは眼精疲労が要因に…
ふと鏡をみたときに「あれ?おでこにシワができてる…」「年齢とともにシワが増えた気がする…」と感じたことはありませんか?
肌表面の乾燥や筋力の低下によってシワができるとも言われますが、日ごろしっかり保湿をしているのにシワが戻りにくくなる…と言う場合は目もとの筋力低下が原因かもしれません。
その目もとの筋力が低下する原因が「眼精疲労」。近年ではパソコンやスマートフォンが一気に普及し、朝起きたときから夜寝るまでスマートフォンを見る機会が多い、仕事や移動中でもパソコンやスマートフォンを使うことが多いと言う人が増えています。
長時間、液晶画面を見続けることで目も疲労します。目が疲労を起こすとまぶたが重い、目もとやおでこが疲れやすい、目のかすみ、乾燥、頭痛がするなどの症状を感じやすくなります。
眼精疲労が慢性的になると、目もと周りの血液の流れが悪くなりクマが目立って見えたり、筋力の低下を招くことで皮膚がたるみ、シワが目立つことがあります。
そうならないためにも、日ごろからアイケアや目もとのマッサージをして、目もとやおでこの筋肉をほぐしておきましょう。
アイケア&目もとマッサージ法
(1)洗顔したあと、タオルを水でぬらして絞り、ラップに包んで約40秒ほど温めましょう。
ホカホカの温かい蒸しタオルにして熱さを調整しながらゆっくりと目もと~おでこにおきます。温めることで目もと~おでこの血流がよくなり、緊張した筋肉がほぐれるのでとても気持ちいいですよ。
(2)フェイスクリームやマッサージオイルを手にとり、ゆっくりと目もと~おでこにかけて広げます。
(3)目頭の上、眉頭の下にあるくぼみを5秒押します。
(4)眉毛の真ん中の筋肉を下から持ち上げ5秒キープ。
(5)眉尻をぐーっと5秒押します。
(6)こめかみを中指と薬指でグルグルを回しながらマッサージします。
(7)(3)~(6)を3回くり返します。
(8)中指と薬指で目の下を目頭~目尻に向かってやさしく押します。目もとの皮膚は薄いのでやさしく2秒ほど押します。
(9)眉間を5秒押します。
(10)手を軽くグーにして、指の第一関節と第二関節を使いながら眉毛の上~おでこを通り、髪の生えぎわに向かって下から上へと持ち上げるように10回流します。
(11)手のひらでゆっくりとやさしくなでるようにおでご全体を通り整えます。
(12)最後に(1)の蒸しタオルをもう一度温め直して目もとにのせます。
自宅で簡単にできるアイケア&目もとマッサージ法、参考にしてみてくださいね。