疲れやこりを解消するには、日々のケアが大切です。そうは言っても、マッサージに毎日行くのは難しいし、お金もそんなにかけたくない。そんな人におすすめなのが、100円ショップで購入できるアイテムを使ったセルフマッサージ法。使い方をマスターして、ちょっとした空き時間にカンタンにセルフケアを行いましょう。
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今回のおすすめ100均グッズはコレ!
今回使用するアイテムは、100均の手のひらサイズのソフトスポンジボールです。
前脛骨筋のセルフマッサージ
「トレーニングやセルフマッサージでふくらはぎへのアプローチはよく行われますが、すねはついついケアを忘れてしまいがちな部位です。小さいボールを使用することで、ふだん無視しがちな細かいところにアプローチできます」(八木さん)
疲れやすい前脛骨筋をやさしくケアしましょう
ケアをする部分は、ひざ下の中央よりやや外側に位置する前脛骨筋(ぜんけいこつきん)です。
「ヒールをはいて生活していると、この部分が疲れやすいんです。コロコロとボールを転がしてケアすることでリンパを流し、むくみを解消していきましょう。また、前脛骨筋がハッキリすることで、ハイライト効果が出てくるため、美脚に近づくことができますよ!」(八木さん)
前脛骨筋のセルフケアはいいことばかり! それではやり方を紹介していただきましょう。
ソフトスポンジボールを使った美脚マッサージ
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ケアをするほうの足を立てて準備をしましょう。ひざを曲げることで、すねの部分に溝ができるので、足首のほうからマッサージしていきます。コロコロとボールを転がしながら、骨の際に沿って、だんだん上ってくるように行います。
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ひざの下まで来たら、反対側も同様に行います。マッサージの心地よさを感じながらリラックスした状態で行いましょう。
手首のセルフケア
「手首のケアも無視されがちな部位のひとつです。特にパソコン作業が多い人や、手首をよく使う人は腱鞘炎を防ぐためにも定期的にケアするのがおすすめです。また、しっかり動かすことで華奢な手首を作り出すことができますよ」(八木さん)
それでは手首のケアを覚えていきましょう。
このケアは座った状態でも、立った状態でも、どちらでも可能です。
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まずはボールを包み込むように手で握りましょう。軽くひじを曲げた状態でリラックスしながら行います。
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両手を大きく内回ししたら、反対回しも同様に行います。前腕の筋肉にも刺激が入り、回すたびに伸びている感じがよくわかります。ぜひ無理のない範囲で気持ちよく行ってみてください。
撮影/山上忠 ヘア&メイク/斎藤節子 取材・文/新山夏葵 イラスト/丸口洋平