顔やデコルテ、指先など、人に見られることのある肌はなるべくきれいにケアしておきたいもの。とくに今の時期は露出も増えるため、腕や脚、背中まで気を遣っているという人も多いですよね。ところがネット上には、「サンダル履きたいけど足にシミができててショック」「フットネイルに挑戦したいけど肌がガサガサでみっともないかも」「かかとが荒れてるから素足になりたくない!」と足のスキンケアに悩む声が。肌の弱い部分ばかりに気を取られて足もとをあと回しすると、いざというときに困ってしまうかもしれません。そこで今回は、生足に自信がつくケア方法を見ていきましょう。
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肌トラブルを隠す足もとメイク
ふだんは靴や靴下で隠れている足もとですが、涼しさを求めてサンダルを履くと必然的に人目に触れることに。皮膚の黒ずみや虫刺されの跡など、気になる部分はなるべく隠しておきたいですよね。メイクアップアーティストのかづきれいこさんは、そんなときに役立つメイク術を伝授。卵やマヨネーズのような薄い黄色の化粧下地と、ファンデーション、フェイスパウダーを使えばカンタンに黒ずみを消すことができます。
まずは黄色の下地を足全体に塗り、その上からカバー力のあるファンデを水につけたスポンジで乗せてください。黒ずみの上から叩くように薄くなじませていくと、黒ずみが目立たなくなるはず。フェイスパウダーでファンデをカバーし、最後にスプレーで水をかけてよぶんな粉を落とせば完成です。
角質を削ってすべすべかかとに!
続いては、荒れてガザガザになったかかとのケア。皮膚科医の高山かおる先生曰く、かかとは体のほかの部位と違って肌の乾燥を防ぐ皮脂が分泌されない部分だそうです。そのため冷房などで体が冷えすぎると、汗が出にくくなって乾燥が進行。皮がむけてガサガサになってしまいます。
ガサガサになってしまったかかとには、古い角質をとり除くかかと用のヤスリがおすすめ。さまざまな種類がありますが、目の細かいガラス製のヤスリを使えば削りすぎる心配もありません。角質ケアをするベストなタイミングは、足が乾いている入浴前。足の側面から底の部分に向かって、同じ方向から削ることを心がけてください。入浴後は角質がやわらかくなり削りやすいですが、やりすぎてしまう恐れがあるため要注意。ペースは多くても週に1回で。入浴時にかかとをきれいに洗ったら、ビタミンEの入ったクリームをたっぷりぬって、靴下をはいて寝れば、かかとにうるおいが戻るそう。
7月16日放送の「あさイチ」(NHK)で特集された足のケアについて視聴者からは、「足にメイクとか考えたこともなかった! 早速やってみよう」「かかとケアのコツは乾燥する冬場も覚えておきたいね」「これならキレイな足でかわいいサンダルが履ける!」と歓喜の声が続出。まだまだ足もとから涼をとりたいこの季節。きちんとお手入れしておきたいですね。
ライター/プリマ・ドンナ