まだまだ強い紫外線が降り注ぐこの時季。アウトドアやレジャー、海水浴などに出かけて1日で真っ黒に日焼けしてしまったり、“ついうっかり”日焼けしてしまって後悔した人も多いのでは? 日焼けは肌がやけどしたようなもの。そのまま放置しておくとシミやシワなどの肌トラブルの原因となります。そこで今回は旬の夏野菜をたっぷり使った、日焼け後の肌に必要な栄養素をとり入れたレシピをご紹介します。
Contents 目次
キーワードは「ビタミンACE」と「リコピン」
日焼けをしてしまったときにオススメの栄養素は、抗酸化作用の強いビタミンACEとリコピン!!
ビタミンAは皮膚や粘膜を保護する働きがあるほか、免疫力を高める作用もあるため、日焼け後の疲れた体を回復させてくれます。
ビタミンCはメラニン色素の生成を抑えてくれる働きがあり、シミやそばかすなどを予防してくれます。ビタミンEは血行をよくしてくれる働きがあるので、肌の代謝を促してくれます。
また、リコピンにはビタミンAの2倍以上の抗酸化作用があるといわれ、熱に強く、加熱による損失がほとんどありません。
今回はそんなビタミンACEやリコピンがたっぷり入った夏野菜、良質なたんぱく質である鶏肉、栄養価が高くGI値(食品に含まれる糖質の吸収度合いを示すもの)も低い穀物であるキヌアを使った栄養満点の一品に仕上げました。
抗酸化パワーでお肌を修復!! 「鶏肉と夏野菜のトマト煮」
<材料>
鶏むね肉(食べやすい大きさの削ぎ切り) 300g
まいたけ(手で割く) 80g
パプリカ(乱切り) 1/2個
ピーマン(乱切り) 大1個
かぼちゃ(0.5㎝幅の薄切り) 80g
玉ねぎ(1㎝幅のくし切り) 1/4個
キヌア(ゆでておく) 大さじ1~
大葉(せん切り) 2枚
白ごま 適量
酒 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
A
塩麴 大さじ2~
にんにく(すりおろし) 1かけ
ブラックペッパー 適量
B
トマトピューレ 大さじ2
バルサミコ酢 小さじ2
みそ 小さじ1
しょうゆ麹 小さじ1/2
C
水 大さじ2
くず粉 小さじ1
(1) 袋に鶏むね肉とAをいれてよくもみ込み、冷蔵庫でひと晩おく。
(2) ボウルにBを混ぜ合わせ、みそを溶く。別のボウルにCを混ぜ合わせておく。
(3)鍋に大さじ2の水を入れ、玉ねぎ、ひとつまみの塩を加え、玉ねぎが透き通り、甘い香りがするまで弱火で蒸し煮する。
(4)(3)の鍋にまいたけ、パプリカ、ピーマン、かぼちゃ、鶏肉の順に重ねて入れ、酒を加え、鶏肉に火が通り、かぼちゃがやわらかくなるまで再び弱火で蒸し煮する。
(5)Bを加え木べらで全体をひと混ぜし、ひと煮立ちしたらCを加えて、木べらでとろみがつくまでやさしく混ぜる。
(6)器に盛り、白ごま、キヌア、大葉をトッピングし、オリーブオイルを上から回しかける。
冷めても鶏肉はかたくならないので、冷蔵庫で冷やして食べてもおいしいですよ♪
また、大葉には抗菌・防腐作用があるので、水気を切ってお弁当のおかずにも活躍します☆