そろそろ夏も終わり…とさみしく思う一方で、カンカン照りの太陽による紫外線は少しやさしい日差しとなってホッとしているのは、日本だけ!? アメリカ・シカゴでは夏は終わりかけていても紫外線対策はまだまだ熱い!とのことで、現地ライターにアメリカならではの日焼け止めアイテムについてレポートしてもらいました。
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日焼けは大敵?それとも優越感?
日本では日差しの強くなる夏の季節はもちろん、冬でもいかにして日焼けを防ぐか、美白を保つのかが日々の課題となっているようですが、ここアメリカのシカゴではちょっと違うようです…と言うのもシカゴの夏は短い!冬が一年の半分近くもあると言われているだけに、少しでも暖かくなったと思ったら、ほら出た!あっちにも、こっちにもタンクトップ、短パンの人たちが日光を楽しんでいます。なので夏は当然、日焼けを楽しんでいる人たちの多いこと。日焼けしている=バケーションに行って焼いてきたわよ~みたいな沈黙のアピールもあると噂されています(笑)。そんなシカゴではありますが、日本と同様日焼け止めはさまざまなブランドから発売され、毎年新作もどんどん発表されているので、一年で使い切らないと日焼け止めがどんどんたまっていっちゃいます。その日焼け止めを使う理由は、日焼けをしても皮膚がんにならないように皮膚を守るためや美白のためではなくて、キレイに焼くためといった理由が多いと言われています。
夏が終わっても日焼け止めはまだまだ続く
皆さんご存じのように日焼け対策は夏だけでは無く、曇り空や冬でも紫外線対策として世界中で一年を通して使われています。車社会のアメリカはシカゴでも極寒真っただ中でも車に差し込む紫外線はとっても強いのです。夏に新作が出て購入しても来年の夏までの一年間日焼け止めの活躍は続きます。どんな商品が世の中に出回っているのかと言うと、赤ちゃん専用タイプから大人まで幅広い顧客がターゲットとなっています。日本と違い、アメリカでよく見られる表示は、Broad Spectrum。紫外線散乱剤が多く使われ、紫外線をクリームが吸収し、皮膚への浸透を防ぎ、皮膚に優しいと言われています。Water ResistantはウォータープルーフのことでZincは亜鉛で敏感肌用のクリームに使われています。
どれを購入したらよいのか迷う程種類豊富な日焼け止めコーナー
各ブランド思考を凝らした商品から今年の新製品など多くの種類が棚に並んでいます。クリームをていねいに肌に塗り込むタイプから簡単にキレイに片手で塗れるスプレータイプ、キラキラ光るラメ入りタイプ、小麦色クリームを直接肌に塗るタイプ、麻の種オイル配合のタイプや日焼け大国のアメリカならではの日焼けマシーン使用の時に使うタイプなど面白い商品の宝庫です。
驚くのはシミ、そばかすなどの原因となる紫外線Bを防ぐ効果を数字で表しているSPFですが、その数値がアメリカは日本に比べると、とっても高いのに驚きます。30から50は当たり前、びっくりするのは100も普通に見つけることができます。肌に優しく、無理なく日焼けを防ぐため、自分にあったクリームを探す人が少なくありません。これからやってくるシカゴの厳しい冬にこそ気をつけたい日差しに、毎日の日焼け止めクリームは欠かせません!
写真・文/脇方真由美、ホリ・コミュニケーション