消費税増税を目の前にして、今まさにあらゆるものが駆け込み買いの時期。
増税分2%という数字は、ファッションだって高額なアイテムであればあるほど、その負担は大きくなるわけですから、増税前に買っておくほうがお得に違いありません。
今回は、ファッションのトレンドスピードが早まる現代でも、流行り廃りに左右されにくく、増税前に買って得するファッションアイテムを、スタイリストの筆者が厳選してご紹介します。
Contents 目次
アウターはこれを指名買い!
これからの時期、主役を迎えるアイテムといえば、コートやジャケットなどのアウター類。アウターは値段も張るため、増税前に買っておくのがベストです!
ただし、増税後の年末年始の前後は、例年と同じようにセールが開催されますから、増税前に買うならどのアウターでもいいわけではなく、“セールになりにくい&除外品”アウターに絞り込むことが、得をするコツです。
では、どんなアウターが指名買いするのにおすすめかというと、
本革のレザージャケットなら『ビューティフルピープル』、カシミヤコートなら『マックスマーラ』、ダウンコート・ベストなら『モンクレール』『タトラス』『デュベティカ』、トレンチコートなら『ハイク』『マッキントッシュフィロソフィー』など。
これらは、各ブランドのアイコンアウターのようなもので、トレンドに左右されにくい特徴があります。
また、これらのアウターの原材料費は年々高騰していて、通常販売価格も発売当時より値上がりしているものが少なくないんですよ。
これらのアウターがゆくゆくはほしい!という人はとくに、増税前を逃さないようにしてくださいね。
服より小物! 狙い買いアイテム
先ほどの原材料費の高騰にふれると、小物にもおおいに影響あり!
例えばバッグや靴、財布といった革製の物は、ここ数年値上げに踏み切ったブランドも少なくありません。
革製品のファッション小物はこれからますます値上げが予想されるため、増税前の今のうちに買っておくのが正解です。
また、革製品もセール除外品になりやすい各ブランドの定番製品を狙い買いするのがおすすめです。
最もトレンドに左右されない! 寿命の長いアイテム
増税前に買うのなら、セール除外品対象になりやすいもの、すでに値上げが進んでいるもの、そしてトレンドに左右されにくいものだということをご紹介しました。
これらに該当するもので、あとひとつおすすめのものといえば、ストールやショールといった巻きものです。
ふだんアクセサリーをしない女性でも、幼い子どもがいてなかなかジュエリーをつけられない女性でも、寒くなってきた時期に使えるものといえば、巻きもの。
なかでもストールは、最もトレンドに左右されにくく、服より靴よりバッグより、何よりも長く使える寿命が長いファッションアイテムなんです。
年じゅう使えて誰でも似合い、適当に巻くだけで様になるストールは、ある程度ボリュームのある、カシミヤ×シルクの素材が最もベスト!
長方形なら『ファリエロサルティ』、正方形なら『エルメス140サイズ』がおすすめです。
増税前に、本当にお得な買いものをするには見極めが大事!
ぜひ参考にしてくださいね。