同性でも横顔が美しいとドキっとしたり、ついみとれてしまう…なんてことはありませんか? また、正面からだけでなく、横顔も美人になりたい! と思うこともありますよね。今回は横顔美人になる“Eバランス”についてエステティシャンである筆者がご紹介します。
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横顔美人の秘訣。“Eバランス”とは?
雑誌やテレビなどで、横から見たときに「鼻・口・あご」の3点“Eバランス”がとれている人は美人という話を聞いたことはないでしょうか?
骨格の形やパーツの大きさによって、正面から見たときや横から見たときの顔の印象が決まります。この顔の3点「鼻・口・あご」の高さやフォルムが整っていてバランスがキレイだと美人と言われます。
骨格の形やパーツの大きさを極端に変えるとなると整形手術をしなければなりませんが、パーツのバランスが加齢によるものならメイクでカバーができることもあります。今日は、たるんだ顔の筋肉を引き締めてからメイクでバランスを整えるテクニックをお届けします。
(1)表情筋の引き締め
「スマートフォンやパソコンばかりを使って会話の数が減った…」
「表情筋を使わなくなった…」なんてことはありませんか?
人間の基本的な構造は、骨の周りに筋肉、脂肪、血管やリンパ管、そして皮膚があります。年齢や日々の生活で顔の表情筋を使うことが減ってくると、当然筋肉が低下します。そこで注目すべき点は顔にある筋肉です。筋肉が細くなって弾力が低下したり、骨格の位置に沿っていないと、その上にある脂肪や皮膚まで一緒にたるみ、横顔が老けた印象に見えているかもしれません。
日ごろからパソコンやスマートフォンを見る時間が多いという人は、以下2つの表情筋エクササイズを仕事合間の休憩時間で動かしたり、人と会話をして顔の筋肉を動かすように意識してみましょう。
・ほおを思いっきり膨らませて10秒キープ×3回くり返す
・口角をあげて「イー」の顔を10秒キープ×5回くり返す
(2)フェイスライン・鼻マッサージ
フェイスラインや鼻周りの表情筋がゆるんだり、リンパの流れが悪いとむくみがおきます。そうすると横から見たときに小鼻が隠れたり、ほおの位置が下がって見える、フェイスラインがぼやけて見えることでEバランスが崩れていることも…。
次にご紹介する方法で、フェイスラインや鼻の周りをマッサージして不要な老廃物を流して顔をスッキリとさせてメリハリを出しましょう。
・あご~耳下腺に向かってゆっくりとリンパを15回流す
・口角~かみ合わせ、小鼻~こめかみに向かってこり固まった筋肉をほぐすように15回流す
・人さし指の側面で鼻の側面に少し圧をかけながらゆっくりとこめかみに向かって10回流す
次にメイクでバランスを整えるテクニックをご紹介します。
(3)まつげの長さとメイクで陰影
まつげは自然なカールと長さによって黒目の印象を際立たせましょう。
アイホールに肌なじみのよいゴールド系をのせて、目尻やまつげのきわにブラウンをのせると、目もとの奥行きが出ます。鼻を高く見せるにはハイライトとシェーディングによって自然な陰影をつけることでより立体感を出すことができますよ。
横顔美人になるためには、正面の顔やパーツの高さや大きさだけではなく、それらを邪魔しているデメリットがないかをチェックしましょう。意外にもフェイスラインやほおの表情筋の衰えによるたるみでパーツが埋もれている、のっぺり見えるメイクをしていることもあります。
ぜひ参考にしてみてはいかがですか?