年齢とともに毛穴が目立って見える原因

10代、20代のときは、小鼻の黒ずみや皮脂分泌による毛穴詰まり、肌をさわったときのザラつきなどのお悩みが多い印象です。ですが、30歳以降になるとほおのあたりの毛穴が縦長やしずく型のように見えて目立つようになってきたと感じる人が多いです。

その原因は、肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンが年齢とともに減少することで肌の弾力や引き締まりが低下し、重力に逆らえず皮膚がもたつくことで毛穴が目立って見えます。

年齢に限らず、スキンケア不足による角質層の乾燥や紫外線ダメージは肌のもたつきを加速させ、毛穴を目立たせる原因にもなります。

毛穴を目立たないようにするためには日ごろのスキンケアや紫外線対策、毛穴に対するケアをとりいれて行くことが大切です。

毛穴を目立ちにくくするスキンケア法

(１)ビタミンCが含まれている化粧水や美容液で毛穴を引き締める
クレンジング、洗顔で角質の汚れを落としたあと、角質層の乾燥を予防するために化粧水で保湿をします。

コットンを２枚重ねにし、ビタミンCが配合されている化粧水をたっぷりととり、肌全体に広げましょう。肌がひんやりするまでくり返しやさしくパッティングします。

ビタミンCには、皮脂の分泌を抑えながら、肌表面や毛穴を引き締める働きがあり、ハリやうるおいを与え、黒ずみ予防にも効果があります。

次にビタミンC配合の美容液を手にとり、毛穴が気になる部分になじませます。コットンに美容液を含ませて２～３分コットンパックをするようになじませるのもよいです。

乳液、クリームは一度顔全体に広げてから、手のひらを密着させて水分を逃さないようになじませるのがコツです。

(２)10日に一回、炭酸パックでスペシャルケアを！
私が毛穴を引き締めるのにおすすめしたいスペシャルアイテムは、ビタミンC×炭酸パックです。炭酸パックに含まれている炭酸ガスが肌内部の血行を促進し、皮膚組織に酸素が行き渡ることで、くすみや肌の透明感が出ます。肌にハリが出ることで毛穴がキュッと引き締まるのも実感できます。
炭酸パックは、ジェルタイプやマスクタイプ、泡タイプなどがありますが、ジェルタイプが肌に密着しやすく体感が得られやすいですよ。

とり入れる順番は、(１)のクレンジング、洗顔を行い、ビタミンCが配合されている化粧水を肌がひんやりするまで浸透させ、毛穴が気になる部分にビタミンC配合美容液をなじませたあと、炭酸パックをとり入れるとより効果が高まります。

炭酸パックのとり入れ方はこちらを参考にしてみてください。

炭酸パックを作り、約15分ほど肌にパックを置いたあと、パックをスパチュラでとり除き、ぬるま湯で洗い流します。
洗い流したあとはもう一度化粧水、乳液、クリームでスキンケアを行います。

【まとめ】
肌のもたつきによる毛穴が気になり出したら、ビタミンCが含まれているスキンケアアイテムをとり入れることで毛穴の引き締まりや皮脂のコントロールにアプローチすることができます。

さらにスペシャルケアとして定期的に炭酸パックを行い、肌の内側から血行促進、毛穴を引き締めることで毛穴を目立ちにくくすることができますよ。
毛穴が気になる人はぜひ参考にしてみてはいかがですか？