日に日に肌寒さを感じるようになり、厚手のアウターを着る日も増えてくる時期ですね! 季節の変わり目に衣替えをするのと同じように、スキンケアも見直しが必要です。今回は気温の低下と空気の乾燥が進むこの時期に、美肌に大切なうるおいを守るスキンケアにシフトする方法をお伝えしたいと思います。
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肌寒さを感じたら、スキンケアも一段と手厚くしよう
冷たい風にさらされると肌の水分が奪われ、紙をさわっているようなカサカサの感触になってしまいますね。
また、ファンデーションが粉っぽく崩れやすくなってしまうこともあるかもしれません。いつもの化粧品をつけてもしっとり感がもの足りなく感じるようなときは、肌のうるおい不足が起きているサインです。外気にさらされ続けている肌の保湿ケアをしっかりと調節してあげましょう。
外気の温度が下がってきたら、カーディガンなどを重ね着したり、暖かなアウターを羽織ったりして体が冷えないよう体温調節をするように、肌にもうるおいの重ね着をさせて保湿するのがおすすめです。まずは3つの方法を試してみてください。
1 いつもの使用アイテムの量を見直す
まずは、基本の保湿ケアに使う化粧水、乳液の量を調節してみましょう。いつも通りの量では肌に吸い込まれてしまってなかなかうるおわない、と感じるときは、使用量が不足している可能性が。その場合は量を少し多めにして、両手のひらでやさしく肌を包み込むようになじませてみましょう。肌がやわらかくなり、手のひらに吸いつくような感触があれば、肌がうるおっている証拠です。
2 乾燥しやすい部分に重ねづけをする
顔の中でも、ほおや目もとはとくに乾燥しやすい部分です。この部分がカサカサしているときは、化粧水や乳液を重ねづけしましょう。乾燥している部分を見極めて、必要なうるおいを足してあげれば肌全体が均一にうるおいます。
3 保湿アイテムをプラスする
もっとしっかりとしたうるおい対策を考えるなら、いつものスキンケアに保湿アイテムをプラスして、うるおいの重ね着を1枚増やしてあげましょう。おすすめのアイテムをご紹介します。
この時期プラスしたい3つの保湿アイテム
乾燥が気になりはじめたときにとり入れたいアイテムは次の3つ。
1 植物性のオイル
肌の水分をキープするためには、適度な油分を補うことが大切です。油分は肌で膜を作り、それがふたのような働きをして肌の水分の蒸発を防いでくれます。植物性のオイルなら、少量でもオイルの膜が肌全体に広がります。油分を補うならクリームを使う手もありますが、この時期は、まだクリームを使うのは重すぎるかなというときには、オイルで油分調整するのがおすすめです。
オイルは粒子が細かいサラサラした感触のものを選ぶと、肌なじみがよく使いやすいと思います。アルガンオイルやホホバオイルなどがスキンケアオイルとして手に入りやすいでしょう。スキンケアの最後にプラスするか、ブースターオイルとして洗顔後すぐに使用すれば、化粧水のなじみもよくなります。
2 シートマスク
しっかりとうるおいを補いたいときは、シートマスクのお手入れをとり入れてみましょう。シートマスクには、化粧水や美容液の通常使用量に対して何倍もの量が含まれているので、手やコットンではなじませられないほどのうるおいを補給することができます。週に数回シートマスクで保湿ケアを行えば、しっとりとした肌に変わってくるのを感じられると思います。
ただし、もったいないからと思ってシートマスクが乾くまで肌にのせてしまっては逆効果。シートマスクが乾くときに、肌の水分も一緒に蒸発してしまいます。商品説明にある通りの時間を守って使いましょう。
3 保湿クリーム
水分を肌に閉じ込めるのにいちばん頼れるのは、油分を多く含むアイテムであるクリームです。ひと口にクリームといっても、ホイップクリームのように軽い感触のものからリッチで濃厚な感触のものまで、さまざまなタイプがあります。
空気の乾燥が気になりはじめた今の時期なら、みずみずしくライトな感触のクリームでも油分を補うには十分です。肌の乾燥度合いに応じて選んでみてくださいね! 夜のお手入れのときに使ったり、とくに乾燥が気になる日にだけ使ったりと、肌の状態に合わせてとり入れてみるといいと思います。
スキンケアの切り替えは、肌の調子を見ながら焦らずに
季節の変わり目は体調をくずしやすいのと同じように、肌もデリケートになりがちです。いつものスキンケアアイテムを一式ガラリと変えてしまうのは、肌にとって大きな負担。いつものお手入れをていねいに行うことを基本としながら、肌の必要に応じて量を増減したり、アイテムをひとつずつプラスしたりして様子をみていきましょう。焦らずじっくり切り替えていくのがうるおい美肌への近道となります。