トレンドのロングカーディガンは着やせ効果も抜群なアイテムです。ニットは体が大きく見えるからと敬遠していた人も着方次第でひと回り細く見せることができます。
今回は、渡辺直美さんや柳原可奈子さんのスタイリングを手がける大瀧彩乃さんの著書「ぽっちゃり女子のファッションbook」(主婦と生活社)から、グレーのロングカーディガンを使った着やせコーデをご紹介します。
Contents 目次
あなたはどのタイプ?体型別に着方が変わる
渡辺直美さんが信頼を置く「大瀧さんマジック」のひとつに体型をアルファベットの形に見立て、3つに分ける方法があります。
- 胸が大きく肩幅などが広い上半身ガッシリのV型
- お尻や足腰が太い下半身ドッシリのA型
- 上も下も大きい全体がビッグなO型
「全部太いからぽっちゃりなんです!…そう思っている人は一度鏡の前に立って全身を見てみましょう。体型には個性があり、着やせにはボディバランスを把握する必要があります。もっとも太い箇所、細い部分を探してみましょう」と大瀧さん。
あなたの体型は、どのタイプに近いですか?
ロングカーディガンで着やせする!
すべてのボディタイプに着やせ効果がある万能アイテムといえるのがロングカーディガン。
胸やウエスト、お尻を隠しながら、Iラインを生み出し、全体的にスッキリ見せてくれます。
「太ももとひざの間くらいの長さだと、スカートでもパンツでもバランスよく着こなせます。 細いリブが入っていれば、ほっそり効果も向上! これだけでも十分ですが、肩を小さく見せる落ち感のある袖や、ウエストマークに欠かせない共ベルト、背中をすっきり見せるデザインだと、さらにスタイルアップできます」
体型別にトライしたいコーデは?
【Vタイプ】濃い色のボトムスで重心を下に
顔まわりをすっきり見せるために、トップスにはVネックのTシャツを。カーディカンと同系色で、デサインがシンプルなものを下に着ることで、上半身の印象をうすめる効果があります。そのぶん、フルレングスの濃い色パンツで、下半身に重心を持ってきましよう。
【Aタイプ】ガウチョがほっそりの鍵
カーディカンのシルエットに沿うガウチョパンツで長い縦ラインを作れば、全体にすっきりした印象に。やわらか素材のパンツなら、脚のラインもふんわりとカバーしてくれます。黒を基調にしながらも、白の入った花柄で、引き締めつつも女性らしい雰囲気を演出します。
【Oタイプ】茶色の太ベルトでメリハリをつける
縦長なシルエットを描くワンピースは、ロングカーデのIライン効果をより高めます。ただし、寸胴体型の人はこれだけだと間延びした印象になるので、ウエストマークでメリハリづけを。共ベルトだと幅が細く、同系色で効果が弱いので、茶色の太ベルトを投入しています。
これからの季節に大活躍するロングカーディガン。コーデ次第でさらに着やせ効果が高まります。定番のグレーの他に、モスグリーンやワインレッドなどの秋色でも上記のような体型別のコーデが楽しめますよ。
参考書籍
大瀧彩乃著「ぽっちゃり女子のファッションbook」(主婦と生活社)
*写真はすべて『ぽっちゃり女子のファッションbook』より
文/庄司真紀