冬になるとと気温が低下して空気も乾燥してきますよね。肌の水分も奪われやすくなり、肌がカサカサしたり、粉が吹いたような状態や肌がくすみませんか? 今回はエステティシャンである筆者が、乾燥や粉ふき、くすみから肌を復活させるフェイスケアをご紹介します。
Contents 目次
乾燥、粉ふき、くすみがあるとどんな風に見える?
「お風呂上がりにスキンケアをしてもすぐに乾燥しやすい」「粉がふくようなカサカサ感がある」「血行が悪く、肌がくすむ」そんな状態が続くと疲れているような、元気がないような印象にみられがちに…。
乾燥状態を長引かせてしまうと、かゆみが生じたり、スキンケアがヒリヒリと感じるなどの肌トラブルを招く要因になります。
乾燥、粉ふき、くすみに共通する特徴は、肌のバリア機能が低下し、肌にうるおいや透明感がなくなることです。
素肌にうるおいや透明感がある状態でメイクをするのと、ない状態でメイクをするのとでは仕上がりや肌のツヤ、血色、メイクの持ちなども違ってきます。
冬になると乾燥しやすい人は、肌を守りうるおいや透明感を高めるように念入りなスキンケアを行いましょう。
乾燥や粉ふき、くすみから肌を復活させるフェイスケア法
(1)クレンジング・洗顔
クレンジングでメイク汚れ、洗顔で皮脂汚れや外気汚れなどを浮かせるようにやさしくていねいに洗い流します。
(2)乳液でフェイスマッサージ
1.乳液をたっぷりめに手にとり、顔全体に広げ、あご~ほお~こめかみ~おでこに向かって顔を包み込むように5回流します。
2.写真のように鼻の側面に人さし指を当て、少し圧をかけながら、顔の外側に向かって5回ゆっくり流します。
3.指先の腹部分で目頭~目尻に向かってなでるように5回流します。
4.眉毛の筋肉を持ち上げながら、おでこ~生え際に向かって5回流します。
5.あご裏、口の下、口角、小鼻、かみ合わせ、耳下腺、目頭の下、黒目の下、こめかみ、眉間、おでこ、生え際の顔全体のツボを3秒ずつ押します。
(3)ホットタオルでパック
フェイスタオルを水で絞り、レンジで40秒ほど温めます。
温めたホットタオルを温度を確認しながら顔の上にのせて約3分置きます。
(4)化粧水
化粧水をたっぷり含ませて、顔全体をやさしくおさえるように化粧水を浸透させます。
(5)美容液
顔全体に密着させるように美容液をなじませます。乾燥や粉ふき、くすみが気になる場合は、ヒアルロン酸やプリテオグリカン、コラーゲンなどの保湿力のある美容成分が含まれている美容液をとり入れるのが効果的です。
(6)乳液・クリーム
乳液、クリームで水分を逃さないよう手を密着させてなじませます。
冬におきがちな乾燥、粉ふき、くすみが気になる場合は、スキンケアの最初に乳液でマッサージやホットタオルで血行促進を促しておくことで化粧水や美容液が浸透しやすく、透明感やうるおいが復活するのでぜひ試してみてくださいね。