ずっと"可愛い"路線でファッションもメイクも走ってきた女性にとって、突然"これって若作りかも..."と感じずにはいられない、チグハグ感に気づいてしまうことは、30代後半すぎれば誰にでも起きること。
だからと言って、これまで貫いてきた『可愛い』系を、どうすれば今の自分に合う可愛らしさとして表現できるかなんて、分からないものですよね。
そこで先日行われた、資生堂『プレイリスト』夕活イベントにて、資生堂ヘアメイクアップアーティスト新城輝昌さんが、真冬に映える、大人っぽいパステルメイクをご紹介。
アラフォー女性にちょうどいい、可愛いメイクの仕方をお届けします。
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大人はリップとチークのみ
「冬のファッションは、ダークカラーに落ち着いてしまったり、重みのあるファッションが多いことから、もうそれだけで顔色が悪く見えてメイクが映えない状態になる」と新城さん。
そこで新城さんは「冷たい空気で血色がなくなり、それだけでも顔色が悪く見え、くすんでみえてしまう真冬は、変に色をあちこちに使うより、リップとチークで体温を感じる血色を与えることが大切」とのこと。
さらに、この寒い時期はニットをよく着ることから、ニットの質感を生かしたメイクをするとベストなのだそう。
可愛い大人の正解リップメイク
そこで、真冬のリップメイク。おすすめは2色使い。
1色使いのパステルカラーは、血色の悪さを強めてしまいがち。
肌色を自然な明るさにコントロールする、ヌード系のリップを塗りリップを整えてから、パステルカラーのリップを塗ることで、肌から浮かずに自然な温かみのある可愛いリップメイクができるのです。
おすすめは『プレイリスト インスタントリップコンプリートRDm02』をベースに、『プレイリスト インスタントリップコンプリートORI25』を重ねたリップメイク。
ハンサムな印象が、アラフォー女性にちょうどよく可愛いリップメイクができます。
可愛い大人の正解チーク
チークはというと、顔が紅潮したときに、温かく感じる部分にチークをのせるのがポイント。
頬骨に沿って、やや内側から外側に、広めに塗るのがベストなのです。
肌色が白めの方は『プレイリスト スキンエンハンシングフェースカラーPKb05』、肌色が黒めの方は『プレイリスト スキンエンハンシングフェースカラーRDd12』がおすすめです。
似合わない色はありません
最後に新城さんから「パステル系は特に、自分にはもう似合わないかも…と制限しがちなのですが、似合わない色なんてないんです」とのこと。
「先に、赤みのあるリップを塗ると、特に似合う人を左右すると思われがちな青みピンクも、肌色にフィットしてくれるんです」だそうですよ。
ぜひ新城さんのアドバイスも参考に、大人女性にちょうどいい可愛いメイクを実践してみてくださいね。
【取材協力】
※ 資生堂 PLAYLIST
撮影・取材・文/空人衣