乾燥によって目もとや口もとがカサカサしたり、粉っぽくなる、シワが気になるという人や、年齢とともにシワが深く目立つようになってきたと感じる人も多いのではないでしょうか? 今回はエステティシャンである筆者も「これは効果がある!」と感じて愛用しているアイテムと目もとや口もとのケア法についてご紹介したいと思います。
Contents 目次
「目もと&口もと」に効果的なアイテム&ケア法
・目もとや口もとの乾燥が気になるとき
さわるとカサつきがある、鏡で見たときに粉っぽく皮がめくれたような感じになっている、細かなシワが目立つ場合は乾燥しているサイン。
乾燥状態を放置したままだとスキンケアがピリピリしたり、かゆみを感じる、どんどんシワが深くなってしまうので徹底的な保湿ケアがポイントです。
コットンに化粧水をたっぷり含ませ、角質層に水分を与えましょう。日ごろ、アイクリームなどで油分を塗っていても保湿力を感じないという人は角質の水分量が低下しているのかも…。化粧水の量を増やして、肌のバリア機能を高めましょう。
乾燥が気になるときは化粧水のあとに部分パック
乾燥による粉っぽさや細かなシワが気になるときは、化粧水のあとに目もとや口もとに部分パックを行います。
私のおすすめは「スパトリートメント HAS ストレッチiシート」
肌細胞を活性させるヒト幹細胞エキス(※1)、シワを浅くして肌のハリを高めるシンエイク(※2)、美白効果のあるアルブチン、保湿力を高めて肌のキメを整えるヒアルロン酸やコラーゲンなどが入っています。
(※1)ヒト幹細胞エキス(ヒト脂肪細胞順化培養液エキス)とは、脂肪組織から脂肪幹細胞であるいわゆる細胞の種となるものを抽出し培養してできたたんぱく質成分のこと。皮膚老化や傷の修復を促したり、肌内部にあるヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンの再生を促し、肌表面のキメを整い透明感を高め、ハリや弾力のある肌に導きます。
(※2)シンエイク(ジ酢酸ジペプチドジアミノブチロイルベンジルアミド)は、毒蛇の毒が筋肉をゆるめることに着目して作られた成分のこと。塗るボトックスとも言われ、肌の水分量を保持しながら、かたくなった表情筋をゆるめてシワにアプローチし、ハリを出します。
シートはしっかりとした厚手タイプで密着感があり、たっぷり美容液が含まれているので乾燥が気になるとき、肌にハリが欲しいとき、シワが気になるときの助っ人アイテムです。
・目もとや口もとのシワっぽさが気になるとき
年齢とともにシワが目立ってきた…、数年前まではすぐに戻っていたシワが時間が経ってもくっきりと線が残っているということはありませんか?
年齢とともにコラーゲンが減少すると肌のハリがなくなり、筋力が低下し皮膚がたるむとシワがより深く感じることもがあります。そうなると保湿ケアだけでは追いつかなくなります。
これまでさまざまなスキンケアコスメを使ってきましたが、保湿成分が含まれている部分クリームはたくさんあるものの、シワに対する有効成分が含まれているのは少なく感じます。保湿だけではなく、シワに対する有効成分が含まれているものを選ぶのがポイントです。
私のおすすめは「イプサ ターゲットエフェクト アドバンストG」
シワ肌環境を整える保湿成分(ディープ Gターゲット成分)や、シワを改善する薬用成分(純粋レチノール)が配合されていることが特徴。
伸びがよく肌になじみやすいクリームで、のりで張ったようにピタッと密着し、シワが浅くなったように感じます。
シワにアプローチするクリームをなじませる
クレンジング、洗顔後、化粧水をたっぷりなじませたあと、クリームを手にとり、少しだけ皮膚を持ち上げて、顔の中心から外側に向かって手を動かし、シワに埋めるようになじませます。部分クリームをなじませたあと、乳液、クリームで仕上げます。
・目もとや口もとのくすみやハリのなさが気になるとき
目もとや口もとが影っぽくくすんでいる、肌に元気がない、ハリがないような気がするときはありませんか? 乾燥やシワを気にしていないけど、これからの予防ケアを始めておこうかなという人もいると思います。
クレンジング、洗顔後、化粧水をたっぷりなじませたあと、クリームをなじませます。顔全体に広げ、最後にもう一度目もとや口もとに重ねるようになじませます。
・保湿や美白成分の含まれたワンランク上のクリームをなじませる
私のおすすめは「PLIFT PRアイクリーム」
保湿効果のあるプラセンタ、美白効果のあるビタミンCをはじめ、24種類の美容成分が含まれていることが特徴です。目もとや口もとの影っぽさが気になる場合に肌になじませるとパッと明るくなったような透明感が出るのが特徴。保湿力も高いので、目もとや口もとの予防ケアとして優秀アイテムです。
肌の状態やどのように改善したいかによって、とり入れるアイテムを分けたり、ケアを気をつけるだけで目もとや口もとの肌状態も変化するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。