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毎朝の身だしなみで、厄介なものといえば“寝グセ直し”。朝風呂にでも入って洗髪すれば、たしかに簡単に解決しますが、忙しい朝にそんな余裕はないもの。もっと手軽に、そして簡単＆確実に直せる方法ってない？ そんな悩みに、美容師の高倉里美さんが答えてくれました。
Contents 目次
みんなやりがち、コレだけやっても寝グセは直せない
寝グセを直すときにやりがちなのが、寝グセがついている髪の毛先だけを水で濡らしてしまうこと。寝グセは毛先だけでなく、髪の“根本”についていますから、根本から直さないといけません。
寝グセで髪の毛が変な方向へ向いていたりしますよね。これこそまさに、寝グセが根本からついている証拠。とくに前髪や顔周りの毛は、根本にがっつりクセがつくケースが比較的多いです。
思い通りの髪型にするために、まずは根本周辺のクセをしっかり直すことから始めましょう（高倉さん）
簡単で確実な「寝グセの直し方」
前髪や顔まわりの毛は、洗顔をするときに生え際の頭皮を一緒にこすりながらしっかり濡らして、そのあとドライヤーでしっかり乾かせば、簡単に寝グセを直せます。
もっと広範囲の寝グセを直したいときや、冬の寒さで頭を濡らすのが面倒なときには、ヘアミストを使うのがおすすめです。
ヘアミストを根本周辺にたっぷりとつけたら、ドライヤーで乾かしてください。
このとき、いきなりドライヤーで乾かすのではなく、コームやブラシなどを使って寝グセ部分をとかしてから、ドライヤーを使いましょう（高倉さん）
寝グセ直しにおすすめのヘアコスメ
『ルメント ブースターミスト』は洗い流しとアウトバスの両用使いができるヘアトリートメント。
寝グセ直しにもぴったりですし、トリートメント効果が高いので、お風呂上がりにタオルドライした髪につけると、髪がまとまりやすくなりサラサラに。オイルトリートメントが苦手な人にもおすすめです。
さっぱりとした香りの『ボタニスト ボタニカルヘアウォーター』は、寝グセ直しに使ったあと、広がる髪質でもまとまりやすくなり、パサつく髪の保湿効果もあります。髪にほどよくうるおいを与えてくれますよ。
また、ヘアアイロンを常用使いしている人におすすめなのが『ルーヴルドーレヴィ 美髪土台ヒートガード』です。
炭酸と電子に着目した成分を配合していて、ふわふわの炭酸泡が、熱はもちろんのこと、薬剤や摩擦、日焼けを防ぎながら、スタイルの仕上がりもよくしてくれます。寝グセ直しのあとに、ホットカーラーを使う人にもおすすめです（高倉さん）
＋αとして、高倉さんは「目立つ寝グセを直す時間がないときには、ただひとつに結んで、ヘアアクセサリーをつけるだけでも“きちんと感”が出ますよ」とのこと。
ぜひ参考に、朝の身じたくでラクしてキレイを叶えてくださいね。
取材・文/高田空人衣
