年齢とともに顔がもたっとした印象だと感じる、ほうれい線や口もとのシワが深くなったような気がすると感じることはありませんか? ほうれい線や口もとのシワが深くなり、もたつきが目立つと一気に疲れたような印象や老けた印象が出てしまいますよね。
今回はエステティシャンである筆者が、キュッと引き締まったフェイスライン、丸みのあるほおをキープさせて小顔を作る方法をご紹介します。
Contents 目次
ほうれい線・マリオネットラインができる原因とは?
ふと鏡を見たときや写真を見返したときに、数年前に比べて顔がもたっとした…、ほうれい線や口もとのシワやたるみが目立ったような気がすると感じたことはありませんか?
小鼻から口角に向かって入るシワを「ほうれい線」、口角からあごに向かって入るシワを「マリオネットライン」と言います。このほうれい線とマリオネットラインが深く、長くなることで疲れたような、老けたような印象になります。
このほうれい線とマリオネットラインができる原因は主に「乾燥」と「筋力低下によるもたつき」です。
笑ったり、口を動かすなど表情を動かすことでほうれい線にシワが入りますが、深いシワにならずにもとに戻ります。しかし、肌の水分量と油分量が低下し、乾燥していると肌の柔軟性がなくなりほうれい線のシワが残りやすくなります。
さらに、真皮にあるコラーゲンやエラスチンの低下によって肌の弾力やハリがなくなったり、表情筋の低下によって皮膚がたるみやすくなり、ほおやフェイスラインの皮膚が流れてマリオネットラインやフェイスラインのシワやたるみとなってあらわれます。
ほうれい線やマリオネットラインのシワを深くさせない、疲れたような顔、老け見えさせないためには日ごろからケアをしておくことが重要です。
エステティシャンが教える。シワを予防するケア法
1.クレンジング、洗顔後は化粧水をたっぷり浸透させる
クレンジング、洗顔で汚れをていねいに落としたあとはコットンに化粧水をとり、顔全体、ほうれい線やマリオネットラインにもしっかり浸透させます。
ポイントは新しいコットンに化粧水をとり、2回、3回とくり返し、肌がひんやりするまでなじませます。
2.美容液をなじませてエイジングケアを行う
乾燥によるシワの場合は保湿力を高めてくれる働きのあるヒアルロン酸やコラーゲン美容液、加齢によってハリが少なくなったと感じる人はフラーレンやコエンザイムQ10などの抗酸化作用のある美容液を化粧水のあと肌全体になじませ、さらに口もとにも重ねます。美容液の代わりにシートマスクで美容成分を肌にチャージするのもよいですね。
3.乳液とクリームをなじませながらリフトアップ
1.口角をキュッと上げて「イー」の口をしたまま、人さし指の側面をほうれい線に沿わせて、ゆっくりすべらすようにほおを通り、耳のつけ根に向かって5回流します。
2.指の腹を使いながら、口角からフェイスラインを通り、かみ合わせあたりのかたまった筋肉をほぐしながら耳下腺に向かってゆっくり5回流します。
3.指の腹を使いながら、鼻の側面から、ほおを通り、こめかみに向かってゆっくり5回流します。
いつもよりも少していねいに保湿スキンケアと口もとのマッサージを行うだけで、ほうれい線やマリオネットラインのシワがスッキリ、肌全体が引きしまりますよ。
真顔になっているときに口角が下がらないように日ごろから口角をキュッと引き締めておく意識も大切ですね。ぜひ参考にしてみてはいかがですか?