歳を重ねても若々しい肌を保っていたいものですよね。スキンケア・メイクアップ化粧品ブランド『アーティストリー』の新商品発表会では、顔ヨガ講師の延村八重さんが紹介する、表情にドラマティックな変化を起こす「顔ヨガ」を体験! また、アンチエイジング分野で注目されている細胞内のリサイクルシステム「オート ファジー」の仕組みを徹底リサーチしてきました。いつまでも女性が若々しく輝くための秘訣をひも解きます。
Contents 目次
ターンオーバーのサイクルがカギ! 肌の老化が進む仕組みとは?
平均寿命が延びゆくなかで、注目が高まるアンチエイジング。いつまでもキレイで若々しくいたいという願いは、多くの女性に共通するものでしょう。
年齢を重ねるにつれて老化するのは仕方がないこと。でも、老化速度をいかにゆるめることができるかを意識してケアをすれば、若々しい肌を保つことは可能だといいます。そう、アンチエイジングケアは、早く始めるのが効果的。なぜなら、皮膚のターンオーバーには周期があるから。正常な場合、皮膚は28日間で新しく生まれ変わります。肌の奥で毎日新しい細胞が生まれ、14日間かけて成長し表皮に上がり、その後14日間経つと排出される仕組みになっているのです。このサイクルが長くなると、細胞が生まれ変わるタイミングが遅くなり、肌の表面が硬く厚くなり、シミやくすみの原因に。
肌の老化を引き起こす原因と、肌のリサイクル「オートファジー」
肌の老化の要因としては、「外的要因」と「内的要因」があります。とくに注目すべきは、美容の大敵ともいえる外的要因の紫外線。その刺激は、細胞内のDNAに大きなダメージを与える原因となります。本来であれば、ダメージを受けたDNAも修復機能が働いて正常なDNAに戻り、健康な肌を取り戻すことができますが、ターンオーバーに遅れが発生していると修復機能が衰え、肌の老化が進んでしまいます。つまり、キレイな肌でいるためにはDNAレベルの修復が必要ということ。
最近では肌の研究が進み、細胞内で行われている「オートファジー」という仕組みが発見されたそう。これは、不要になったたんぱく質がアミノ酸に分解され、新しいたんぱく質を作るために再利用されるというもの。「オートファジー」の働きも、紫外線によって低下することが明らかにされました。紫外線が肌に与える影響の大きさと、いかに対策やケアが必要であるかがよくわかります。
顔ヨガで顔の筋肉を刺激!
アンチエイジングのためには、スキンケア以外にトレーニングも有効。そのひとつが「顔ヨガ」です。「顔ヨガ」は、ヨガの呼吸法をとり入れながら顔の筋肉を刺激することで、新陳代謝を上げられるのがメリット。たるみやほうれい線なども、顔の筋肉を刺激することによって、現状キープだけでなく、今より若い頃の自分の顔に戻していくことも可能だといいます。
今すぐできる! 「こめかみストレッチ」と「くゃくちゃぱっ」のポーズ
延村先生直伝の「顔ヨガ」には、2つのポーズがあります。
●こめかみストレッチ
<効果>
・フェイスラインをアップ!
・ほうれい線解消&小顔効果
<やり方>
1、目尻を引き上げる感じで、こめかみを引き上げる。
2、首を倒し、倒したほうに舌を出して息を吐き出す。
●くちゃくちゃぱっ
<効果>
・顔全体の血行・リンパの流れを促進
・化粧品が浸透しやすくなる
・むくみの解消
<やり方>
1、口から息をシューッっと吐きながら、顔の中心にすべてのパーツを集める。
2、息を吐ききったら顔全体をぱっと大きく開く。
ふだんなかなか意識しない顔の筋肉を使うことは、リフレッシュにもつながります。未来の自分のためにも、今できるアンチエイジングケアを実践していきたいですね。
文/高嶋碧