最近、目が小さくなって目ヂカラが弱くなっていませんか。また口角が下がりぎみで、ほうれい線も気になる…というのは老け顔のサイン。「現代人はスマホを無表情で見ている時間が長く、表情筋が衰えがち」と話すのはボディライン・アーティストのMicacoさん。今回は、たるみやほうれい線のない“奇跡の52歳”に導いた「顔筋トレ」をご紹介していきます。Micacoさんの著書『脱オバサン顔! 1分間毒出し顔トレ』(集英社)からお伝えします。
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顔も筋トレでたるませない!
老け顔になる大きな要因は、骨のまわりにつく“毒素”と、もうひとつが顔の筋肉の衰えです。
「筋肉は動かさなければ、残念ながら年齢とともに衰えます。 現代人は、PCやスマホを無表情で見ている時間が長く、表情筋が若いうちから衰えがち」とMicacoさん。
筋肉は何歳からでも成長するので、体と同じように顔も鍛え、引き締め、老け顔を防ぐことができます。
Micacoさんが考案した顔筋トレは、ふだん使わないような顔の筋肉も動かしてたるみやシワ、ほうれい線を解消しようというものです。
「日常生活であまり使うことのない筋肉にもアプローチするため、 最初は全く動かない場所もあります。でも、筋肉は脳からの指令で 動くので“動け !”と指令を出し続けると、2〜3日で動くようになります」
まぶた、お悩み別・顔筋トレ
目ヂカラが弱くなった、口角が下がりぎみ、ほうれい線が気になる…これらは老け顔のサインです! 3つの顔筋トレでこれらの筋肉を鍛えましょう。
1.まぶた〜目ヂカラがなくなってきた〜
(書籍P 71)
10秒かけてゆっくり目を大きく開いていきます。今度は10秒かけて目を閉じていき、最後に思い切りギューッと閉じます。これを3回。ゆっくり10秒かけて動かすことで、筋肉に負荷をかけ、育てることができます。
「目を開く筋肉、閉じる筋肉を鍛え、パッチリ大きな目にさせます。目は心を映し出す鏡! 輝く目ヂカラで印象アップを」
2.「い」の口〜口角が下がってきた〜
(書籍P 75)
首の筋肉まで使うくらい、「い」の口をしっかりとして、戻します。口のまわりの筋肉を鍛え、口角が引き上がることで、フェイスラインもリフトアップ。「い」の口を10回くり返したら、そのまま10秒キープ。10回+ 10秒キープ× 1セット。
「年齢とともに下がる口角。間のびして老け顔に見えるだけでなく、“への字”になっている口もとは幸せ感がありません!」
3.「ムンクの叫び」顔 〜ほうれい線を消したい〜
(書籍P 77)
目の下からほうれい線までの顔の筋肉全体を引き上げます。
(1)目の下の筋肉をビクビクピクッと動かすように意識。
(2)ほお骨から目尻にかけての筋肉全体を動かす。
鼻の下を伸ばし、上唇で上の前歯を隠すようにしながら口を開けほうれい線を伸ばし、「ムンクの叫び」顔をつくります。
ほお骨から目尻にかけての筋肉をピクピクピクッと動かすと全体が連動し、顔のインナーマッスルまで刺激。10回ピクピクさせ、最後に10秒キープ。
あまり使わない筋肉なので、最初は意識して使うのが難しいかもしれませんが、しだいに慣れてきて、効率的に顔筋トレができるようになりますよ。顔筋トレが終わったら、最後に脱力して筋肉をゆるめてあげましょう。
文/庄司真紀
参考書籍
Micaco著『脱オバサン顔! 1分間毒出し顔トレ』(集英社)