エラが張っているとどうしても顔が大きく見えがち。ストレスや長時間のスマホ操作が角張ったエラの原因になっているかも。顔のこった筋肉をほぐすことでストレス発散しながら、スッキリ小顔に! 今回は、Twitterで大反響のストレッチトレーナーのなぁさんこと、中田雄大さんに小顔ストレッチを教えてもらいます。新著『小顔超インストール ストレッチ1分で神ってる!』からお伝えしましょう。
Contents 目次
顔周りのストレッチで 印象は劇的に変わる
ストレッチトレーナーのなぁさんこと、中田雄大さん。
ふだんは肩こりや腰痛など、体の不調を抱えた方への施術を行っていますが、以前Twitterで、小顔へと導くストレッチのやり方を紹介したところ、「数日でフェイスラインが変わったと、家族に言われました!」といった、喜びのメッセージが続々と届くように。
「小顔になりたいという人に、ストレッチでそのお手伝いができると考え、この本を作りました」となぁさん。
「もちろん、骨格そのものは変えられません。顔に脂肪がついて丸くなっているなら、ダイエット的なアプローチが必要です。でも、こりやたるみといった筋肉の問題であれば、ひとつの部位に、1分以上ストレッチするだけで、改善できるんです」
長時間のスマホやストレス社会の現代では肩や首のこりに加え、顔の筋肉も強張り、大顔になっている人も少なくないはず。まずは気軽に始めてみて、変化を実感してください。
【顔のお悩み エラが張っている】
四角いフェイスラインは、デカ顔見えの大きな要因。
それはあご周りの筋肉が緊張して大きく硬くなっているのかも。
こりをほぐせば、あごもスッキリ!
【ほおの筋肉 咬筋ストレッチ】
「食べ物をかむときに役立つ、口の周りの表層筋。
歯を食いしばると、ほおにコブができる部分です。
この筋肉がこると、硬く厚みが出てエラが張って見えてしまいます。こまめにストレッチしましょう」
「あ」の口に開いてほお骨下に指をあてる
口を「あ」に軽く開きます。ほお骨の下にある咬筋を、人さし指と中指で軽く押さえます。
2本の指を使って円を描くように回す
口を開けたまま、小さな円を描くように2本の指を回します。少しずつ押し込むように回しましょう。
硬く張り出した筋肉もほぐせばスッキリラインに!
【こめかみの筋肉 側頭筋ストレッチ】
側頭筋は頭の横側にあり、咬筋とセットになって、口を動かすときに使われる筋肉です。咬筋と交互にストレッチすることで、両方の筋肉がゆるみやすくなってきます。
こめかみ部分を手のひらで押さえる
両手のひらの下の部分で、左右の頭の横、こめかみのあたりをグッと押さえます。
手のひらの下部分で、後方に押し回す
手のひらに力を入れて圧をかけながら、後ろに引っ張るように、大きく回して。首や肩に力を入れないこと。
側頭筋と咬筋は連動する筋肉です。
ここがこっていると頭皮まで硬く感じられますが、ほぐれてくるとストレッチがイタ気持ちよくなってきます。リラックスした入浴中や寝る前などに取り組みましょう。
文/庄司真紀
参考書籍/『小顔超インストール ストレッチ1分で神ってる!』(KADOKAWA)