女性の多くが気になる、顔のほうれい線。こって衰えだした表情筋をじわーっと伸ばすことでほうれい線が目立つのを防げますよ。今回は、ストレッチトレーナーのなぁさんこと中田雄大さんが小顔ストレッチの3つのルールとともに、ほうれい線解消のストレッチをご紹介。新著『小顔超インストール ストレッチ1分で神ってる!』からお伝えしていきます。
Contents 目次
なぁさん流ストレッチ 3つのルール
なぁさんの小顔ストレッチは、静止した状態で一方向に筋肉を伸ばす「静的ストレッチ」。
「反動はつけず、じわーっと筋肉を伸ばすことで血流がよくなります。
ストレッチを継続すると、筋肉の繊維の中の細胞が増えて、筋肉が伸び、柔軟性がさらにアップします」
さらに筋肉にたまった疲労物質を取り除いて、こりや痛みを軽くしたり、自律神経を整えて、体をリラックスさせたりする効果も。
なぁさん流ストレッチ 3つのルールは、
1 20秒×3セット(全部で1分)
2 反動はつけずゆっくり伸ばす
3 1セット目=1〜2㎝伸びるイメージ
2セット目=1セット目の限界値から始める
3セット目=2セット目の限界値から始める
なぁさんのストレッチは簡単ですが効果大、あるのは3つのルールだけ。
筋肉を伸ばし、フェイスラインをスッキリさせましょう!
老け見えほうれい線をすっきり解消するマッサージ
老け見え要因1位ともいえるほうれい線。いつの間にかできていて、気になっている人も多いのでは。放っておかずに小顔ストレッチで解消しましょう。 表情筋を伸ばして、若々しい顔へ!
【口角から下あごへつながる筋肉 口角下制筋ストレッチ】
「唇の周りにある表情筋のひとつで、上唇と口角を下に引っ張る作用があります。ふだん無表情のまま過ごしていると、筋肉が衰えて口角が下がる一方。気づけばほうれい線ができている恐れも」
1 片方の手のひらで 反対側のほおを包む
左側の手のひらで、右のほおを包むように押さえます。右腕は体の横に自然に下ろしておきます。
あごから耳の上まで覆い込むように包みます。
2 頭は斜め上に 反対側の手は外旋
左手のひらで頭を斜め上に押し上げます。右手は体から少し離して伸ばし、手のひらを上に。逆側も同様に。
口角からデコルテまでしっかり伸ばしてやわらかくするストレッチです。
【ほおの筋肉 頬骨筋ストレッチ】
「唇の周りにあり、口角からほお骨の上までつながる筋肉です。上唇を引き上げる働きを持ちます。この筋肉が弾力を失うと、ほおの位置が下がって、ほうれい線が作られてしまうのです」
1 人さし指と中指を ほうれい線にそえる
左手の人さし指と中指をそろえて、 左側の口角の少し上、ほうれい線のあたりを軽く押さえます。
2 指で持ち上げるように 頬から耳上までスライド
2本の指で押さえたまま、指の腹で斜め上に持ち上げるように、耳上までスライドします。逆側も同様に。ほおの柔軟性をアップしてキュッと上がった口角を作ります。
ほうれい線にも顔の筋肉をほぐすことが有効。ほおの筋肉に弾力性を持たせるストレッチで、ほおをキュッと持ち上げ、ほうれい線を撃退しましょう。
文/庄司真紀
参考書籍/『小顔超インストール ストレッチ1分で神ってる!』(KADOKAWA)