日本でも人気の中華メニューといえば酸辣湯(サンラータン)。お酢の酸味と唐辛子の辛みが効いて代謝を上げてくれそうなスープです。無印の「ごはんにかけるシリーズ」には、大麦黒酢を使った「黒豚と大麦黒酢の酸辣湯」も登場しています。レトルトでご飯にかけるタイプで、自宅ランチの“おいしいものが食べたい欲”にも応えてくれます。
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まろやかな味わいの大麦黒酢
自宅でのごはんが続くとだいたいいつも同じメニューになりがち。レトルトにも飽きがくるころには、本格的な一品があると気分が上がります。
無印良品の「ごはんにかける 黒豚と大麦黒酢の酸辣湯」は、本場のメニューをご飯に合うようにアレンジ。湯煎で温めるだけのお手軽レトルトです。
使われている大麦黒酢は一般的な黒酢に比べて、アミノ酸やクエン酸の含有量が多く栄養が豊富。またうま味成分のグルタミン酸が多いため、コクがあり、まろやかな味わいになるという特徴があります。
具材は、豚肉、たけのこ、黒きくらげ、にんじんなど。スープの酸辣湯にとろみをつけてあり、ご飯にかけて中華飯のような感じで食べられます。
中華というと油が多いイメージもありますが、カロリーは1食119kcal (ご飯除く)とかなり抑えられています。
酸っぱさと辛みが本場の味わい
ご飯にかけると香味野菜とお酢の香ばしい香りがして、中華料理店で食べるような本場の雰囲気が漂います。
黒酢を使っているので、ふつうの酸辣湯よりも色合いが濃いめ。具材は特にたけのこと黒きくらげがたくさん入っているようでぜい沢感があります。
お酢はまろやかでコクがありますが、わりとしっかり効いています。食べていてもさっぱりとしていてヘルシーな感じです。
シャキシャキしたたけのことジューシーな豚肉、プルっとしたきくらげのそれぞれの食感とともに、酸っぱさとうま味が味わえます。あとから辛みが追ってきて、さらに食欲をそそるよう。
全体的には輪郭がはっきりした味わいなので、大人向けの一品。またお店の酸辣湯では豆腐や卵が入っているので、パウチからお鍋に出して、豆腐や溶き卵などを加えてアレンジしてもよさそうです。
無印良品 ごはんにかける 黒豚と大麦黒酢の酸辣湯 150g(1人前) 税込290円
文・写真/庄司真紀