CATEGORY : ダイエット |食べる
和食のおかずに大活躍! 作り置きできる発酵調味料「麹みそだれ」 #これひとつでカンタン発酵ごはん
腸内環境を整えて免疫力アップに役立つ発酵食。おうちで作り置きできて料理にすぐ使える、カンタン発酵調味料があれば、いつでもパッパとおいしい“発酵ごはん”が作れます。
今回は「麹みそだれ」の作り方と活用法をご紹介! おかずのレパートリーがぐっと広がりますよ♪
Contents 目次
こんにちは。発酵ライフ推進協会の是友麻希です。
免疫力をアップするカンタン発酵調味料シリーズ、第2回目の今回は「麹みそだれ」です。
ん?みそも麹から作られているのでは?と思った方、その通りです!!
みそも、もともとは麹と大豆から作られています。そこに、さらに麹をプラスするので、相性がよくないわけはありません。発酵パワーも倍増です!
今回も作り方は超カンタン♪
まずは自宅にあるみそをご用意ください。
どんなみそでも構いませんが、麹をプラスすると甘くなるので、最初から甘いみそはあまり向いていません。
そこに甘酒を加えるだけ。市販のものでもOKです。
混ぜる割合はもともとのみその甘さにもよりますが、みそ1:甘酒1程度。
覚えやすいですねっ!
みそって、かたいと料理に使いにくいんですよね。みそ炒めやみそ煮にするのにも、かたくて溶けにくくて使いにくい…なんてお声をよく聞きます。
でも大丈夫。
「麹みそだれ」を作っておけば、簡単に甘いみそだれができますよ。冷蔵で2週間保存可能です。
私が大好きなのは「なすのみそ炒め」
フライパンにごま油を引いて、ひと口大に切ったなすとしょうが(せん切り)少々、鷹の爪(輪切り)少々をしんなりするまで炒めます。そこに麹みそだれを入れて、全体がとろっとしたらでき上がり♪
まあ、カンタン。もしも途中でみそが焦げそうっ!と思ったら、ちょっと水を加えればOKですよ。仕上げにすりごまをふると、さらにおいしさアップ!
お次は、和食の定番、さばのみそ煮。
難しそうなさばのみそ煮もこの「麹みそだれ」があれば、フライパンひとつでパッパと完成です。
まずは、フライパンに油をちょっと引きます。菜種油や米油などどんな油でもよいですが、ごま油にすると、コクの深いみそ煮になります。
食べやすい大きさに切ったさばをフライパンに入れて、両面各1分くらいずつ焼きます。
そうすることで、さばの臭みが飛んでくれます。
そこに、お酒と麹みそだれを1:1の割合で入れ、しょうが(スライス)を少々入れて、ふたをして煮るだけ。全体がとろっとしたら、でき上がりです。
さらに、この麹みそだれに酢、油をそれぞれ同じ割合(1:1:1)で混ぜれば、カンタンな「みそドレッシング」に変身!
私は大根サラダにみそドレッシングをかけて、大葉を上からたっぷりかけるのが、大好きです。さらに、しらすもあるともっと豪華になりますね。
発酵調味料のいいところは、もちろん体によくて免疫力アップが期待できるところなのですが、料理をするうえでは、なによりもカンタンに料理の味が決まることが、一番いいところ!!
これが、発酵のチカラです。
発酵期間中に時間をかけて生まれた「うま味」や「甘味」が、コク深い味わいを作り出してくれます。だから余計な味つけをしなくても、カンタンにおいしい料理ができてしまうんです。
発酵って、すばらしいですね。
それでは今日も発酵のチカラで、元気な一日を過ごしましょう!