おこもり生活で外食が減り、自宅で食べる機会が増えてから、以前よりも「体にやさしいものを食べたい」という意識が高まってきた気がします。とはいえ、すべて自分で毎日作るのはハードルが高すぎだし、自炊のメニューはマンネリぎみ…。そこで、今回、体にやさしい「発酵食材」を初めてお取り寄せしてみました。料理が苦手な人でもすごくカンタンに、でもとってもおいしくお店の味を再現できるので、ぜひご紹介したいと思います☆
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腸を整え、体にいいといわれている発酵食。個人的に白米のご飯が好きなので、漬け物やおみそ汁もよく食べるのですが、ほかのおかずやメインディッシュでも発酵パワーをとり入れられたら、最高ですよね。
そこで、さまざまなオリジナルの発酵食が食べられると人気のお店、東京・丸の内の発酵食専門店「にっぽんのひとさら」の宅配を利用することに。
じつは、こちら今月からFYTTEで発酵調味料の作り置きを連載している、料理研究家の是友麻希先生が手がける発酵食なんです。
私が注目したのは、発酵鶏3枚(約750g)、発酵キーマカレー3人前(約600g)、ビーツの発酵ドレッシング1本がそろう「発酵食材お任せSセット」(税抜3,800円)。いずれもお店の人気メニューだそう。
なんといっても、お店で食べるのと同じ味わいを自宅で、しかもレンジで温めるだけで食べられるのが最大の魅力。さっそく、ランチにしてみました!
鶏肉とカレーはレンジで温めてお皿に盛り、冷蔵庫に余っていた野菜をサラダにしてドレッシングをかけて、でき上がり。あまりの手軽さに感動です♪
鶏肉は麹菌で発酵されており、しっとりやわらかくてとってもジューシー。けっこうボリュームがあるので、半分でも十分満足できる量でした。カレーはみそとしょうゆの原型といわれる古代調味料「ひしお」を使っているそうで、ピリリとした辛さのなかにもコクとまろやかさがあって、あと引くおいしさ。鶏肉とカレーはお好みの量に小分けにして冷凍保存しておけば、いつでもパパッと用意できるのもうれしいところですね。
そして、鮮やかなピンクが目を引くドッシング。ただ切っただけのいつもの地味なサラダが違ったものに見える! 野菜の味を邪魔しない、さわやかなやさしい酸味があります。食物繊維豊富なビーツを発酵させたものなので、腸を整えるのにもバッチリです。
宅配セットには詳しい「食べ方レシピ」が同封されているので、それを参考にすると料理のレパートリーがさらに広がります。ちなみに、夜は発酵鶏を唐揚げにしたのですが、これも美味! すでに低温調理されているので、下ごしらえする必要がなく、なかまで火が通っているかの心配も無用。片栗粉をまぶして表面をカリッとさせるだけで、おいしく作れました〜。
発酵食を食べてみて思ったのは、どれも味がしっかりしているけれど、尖った濃い味ではなく、まろやかなので、とても食べやすいこと。これも発酵のチカラなのでしょうね。
マンネリ化して見栄えのしない食事が、体にやさしくて、おいしいお店の料理に変身する「発酵食宅配セット」。作るのも食べるのもさらに楽しくなりそうです。
料理が苦手という人や、毎日の自炊は負担だけどレトルトばかり食べたくないといった人にもオススメですよ♪
(編集 メロン)
週末よもやまとは…週末夜のリラックスタイムにFYTTE編集部員がお届けするダイエット・美容・健康小ネタなどのコラムです。