野菜のおいしさが詰まった、無印良品のドレッシング。玉ねぎやレモン、にんじんなどほかにはないテイストがそろっています。以前、玉ねぎのドレッシングをご紹介しましたが、今回は夏野菜のトマトを使ったドレッシングを試してみました。夏は生サラダの季節。味に変化をつけて野菜をたくさん食べたいですね。野菜を食べることで水分補給にもなるので熱中症の予防にもなりますよ。
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糖質控えめのトマトのドレッシング
真っ赤な見た目が目を引く無印良品の「トマトのドレッシング」。濃厚なトマト本来の味わいを活かしたドレッシングです。
トマトといえば抗酸化成分のリコピンが豊富なことでもよく知られています。ダイエットや美肌によく、夏の時期、甘いものの食べ過ぎによる脂肪の蓄積や日焼けによるシミも防いでくれそうです。
またリコピンは生の状態よりソースなど加熱したもののほうが、吸収率が高まるので、トマトソースなどでも効率的にとれますね。しかも油と一緒だとさらに吸収率が高まるそうです。
「トマトのドレッシング」の原材料はトマトペースト、醸造酢、食用植物油脂、砂糖、食塩、こしょうとなっています。ケチャップの原材料と比べると、糖類が少なくお酢が多い配合です。
カロリーを見ても1食分15gあたり30kcalとなっていて、一般的なケチャップよりは若干高いものの、炭水化物の糖質量はぐっと控えめになっています。
トマトが濃厚でフレッシュ
小皿に出してみると、ケチャップよりはサラサラしているものの、どちらかというとどろっとした感じで、素材そのままの“濃さ”を感じます。
味わいはケチャップというよりも、トマトソースに近く、お酢が加わり、味を引き締めています。添加された甘さが少なめで、全体的にさっぱり感があります。
今回は、サニーレタスと水菜のサラダと淡白な鶏のハンバーグのソースとしていただきました。
トマトらしい酸味と甘みのバランスで、レタスや水菜も一層おいしくなり、レタスの苦みもマイルドに感じられます。
鶏肉のハンバーグはトマトの煮込み的な自然な甘酸っぱい味わいです。これもまた味わいに深みが出ています。
トマトのドレッシングははじめに「どんな食材に合うかな?」と思っていたのですが、レタスやズッキーニ、モロヘイヤなど多くの夏野菜と相性がよかったです。夏野菜にトマトのドレッシング添え、ぜひ試してみてください。
無印良品の商品ページではナポリタンのレシピがあり、パスタソースとしても使えます。パスタとからめて冷製パスタにしてもおいしそうですね。
トマトのドレッシング 160ml 税込290円
文・写真/庄司真紀