みそ汁の具材といえば、豆腐やねぎなどいろいろありますが、海藻も欠かせない食材です。無印良品の「食べるスープ 海苔とめかぶの味噌汁」は海藻メインのフリーズドライみそ汁で、海を思い出させる磯の香りが楽しめる一品。のりにめかぶやオクラといった夏バテを癒す具材が入ります。さっそく試してみました!
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健康成分が多く夏バテにも
市販のみそ汁は具材が少ないものが多いですが、無印の「食べるスープ」のみそ汁は具材が多く、ひと技効かせた具材を楽しむことができます。
「食べるスープ 海苔とめかぶの味噌汁」に入っているのは、のりやめかぶ、オクラ、ヒトエグサ(あおさ)、麩の5つの具材。
めかぶはわかめの根元部分で、ネバネバ成分のフコイダンが含まれています。さまざまな研究により、フコイダンは免疫力をアップさせることがわかっています。
またあおさも栄養豊富な海藻で、ビタミン、ミネラル、食物繊維、葉酸など多くの栄養分を含んでいます。さらにオクラも食後血糖やコレステロールの上昇を抑制する働きがあり、夏バテ予防やダイエットにもよい野菜。
磯の香りがいい海藻のみそ汁
お湯を注ぐと、あおさのよい香りが立ち上ります。まるで浜辺の食事処にいるかのような磯の香り。麩はフワフワで海の塩っけが染み込んでいます。オクラもスライスされたものが浮かんでいて、やわらかく、特有のネバネバ感を感じられます。
海藻は細かく刻まれていて、みそ汁に溶け込んでいるかのよう。全体的にふんわりとした食感で、口当たりがいいのが特徴的です。やはりみそ汁と海藻は相性がよく、これだけ入っているとうま味成分が出てきて、おいしさが違ってくる気がします。
みそもマイルドなブレンドみそで、海藻と相まって、やさしく深みのある味わいになっています。
定番のみそ汁ではわかめやあおさは添えもの。しかもめかぶを具材にするのは新鮮な驚きがあります。健康的ですし、こうした海藻だけのみそ汁というのもいいものですね。日常的に海藻をたくさんとる機会もあまりない人にはなおさらです。手作りするなら、野菜のようにカットしなくてもいいので、健康によく時短メニューにもなりそうです。
食べるスープ 海苔とめかぶの味噌汁 4食 税込390円
文・写真/庄司真紀