いつもの料理の味つけがちょっと変化したり、足りない栄養がプラスできたり、レシピの幅が広がるなど、トッピング食材が用意してあるととても便利。これまでも何度かとり上げてきましたが、今回もSNS上で気になったストック食材と、スーパーで見つけた便利食材をご紹介します。
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大の料理好きというわけでもなく、「今日は何を作ろうか?」と結構悩んでしまう私にとって、たとえ10日前と同じメニューだったとしても、見た目やちょっとした味つけが変えられればそれはまた別のレシピ、ということで、見た目や味を自由に変えられるトッピング食材はとても重宝しています。
これまでもストック海藻類やSNSで話題だった、しらすオイルなどを紹介してきましたが、今回もいいものを見つけ、ハマってしまったのでご紹介したいと思います。
ひとつは信州キノコ村の「乾燥甘シャキ味えのき」です。いわゆる干しえのき的なものなのですが、本来、えのきはそのままだとわりとあっさりした味だと思いますが、乾燥させることで味が濃くなり、栄養価もアップするのだとか。たしかにパッケージにあるように、なんとなく甘くて濃い味になるんです。これをみそ汁やうどん、そばなどに入れたり、炒め物に使うなどすることで、いつもの単調な味が変化して、とても味わい深くなります。私は簡単なので、汁物にいれることが多いですが、シャキシャキと歯ごたえがよく、かめばかむほど味が出て、おいしいんです! 通常のえのきとはまた違うものとして楽しめる感じです。近所のスーパーの「バイヤーのおすすめ品」として紹介されており、「これは見たことないな」と思い買ってみたところ、大当たり。干しえのきは以前からテレビで見ていておいしそうと思ってはいたものの、自分で乾燥させるとなると大変です。もうできあがっているなんてうれしいかぎり。ほかのきのこでもぜひ作ってみてほしいぐらいです。
もうひとつは手作りもので「薬味ストック」です。私は友人がすすめてくれたネットの記事(アイスム)、自炊料理家の山口祐加さんのコラムで知りました。薬味であれば何でもいいそうなのですが、おすすめされていた、ねぎ、みょうが、大葉、かいわれの4食材をザクザク切って混ぜて、ストックするだけ。切っているときから、ふわ~んと各食材の香りが漂って、アロマ効果たっぷり。それだけで幸せなのですが4種類の香りが重なり合って、なんともいえない気分になれます。これを、冷や奴、みそ汁、うどん、ご飯……と何にでもトッピング。一度に数種類の食材がとれるだけでなく、薬味の効果で味わいがさわやかになり、見た目も豪華に! ただのみそ汁でも冷や奴でも、「料理した」感を出せるのもいいところ。これを冷蔵庫にストックしておき、料理の最後にパッとのせるだけ。とっても便利です! 色もきれいですしね。シャキシャキだったり、ザクザクだったりいろんな歯ごたえや香りを感じながら食事を楽しむことができます。このさわやかさは、暑い夏でも食欲がわく感じだと思うので、これからの季節にもっともっと使い勝手がよくなってくると思います。
料理が得意でなくても、こういったものをいくつか準備しておくだけで、毎日の食事が少しだけ変化し、うれしいものです。大がかりなストックものは作れないのですが、切るだけだったり、お店で買ったりと手軽さを優先しながらこれからも気になるトッピングものを集めていきたいと思います。
(編集長ホボ)
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