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酒好きオトナ女子が伝授する、家飲み時間を極上かつヘルシーに楽しむ方法とは?

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酒好きオトナ女子が伝授する、家飲み時間を極上かつヘルシーに楽しむ方法とは?

コロナ禍で、まだまだ外で思いっきり飲むことが難しい今、外出自粛期間中から少しずつ習慣化してきた家飲み。しかし、家で飲むことは外で飲むよりテンションが下がる……、おつまみもマンネリ化してきた……、飲んでばかりで太った……など、家飲みを楽しめていない人が多い印象です。そこで、酒場好きのバイブル雑誌『古典酒場』の編集長の倉嶋紀和子さんと、大のお酒好きという管理栄養士の金子あきこ先生に、楽しくヘルシーに家飲みする方法をお話しいただきました。
(注:対談は屋外のテラス席で十分に席の間隔を空けて行っております)

Contents 目次

酒飲みのプロ・倉嶋さんが教える、家飲みの楽しみ方

お酒や酒場が好きで、雑誌『古典酒場』を立ち上げた倉嶋紀和子さん。
「外出自粛前は、日々、酒場のはしご酒を楽しんでいました。酒量は、毎回記憶を失っているので、自分自身でもよくわからないんですよ(笑)。お酒はアルコールが入っていれば何でも飲みます(笑)。外に飲みに行くときは、何を飲みたい、何を食べたいではなくて、あの店主に会いに行こうというのがメインなので、基本的に一人で行って、お店のおすすめをおつまみに、店主や常連さんとおしゃべりを楽しんでいました」(倉嶋さん)。

そんな外飲み大好きな倉嶋さんは、外出自粛期間中は意外にも自炊率が減ったといいます。「とにかく酒場を応援しなきゃいけないという気持ちがすごくあったので、毎日のように酒場でテイクアウトして、家飲みをしていました。ただ、やっぱり酒場で飲む雰囲気とは全く違うので、家で飲むのは寂しかったです(笑)。でも、家飲みは自分の好きな酒器で飲めるのがいいなと思います。例えば日本酒だったら、吉田類さん(ライター。酒場詩人)が絵付けされたぐい吞みを持っているんですけど、それで飲みながら類さんのチャーミングな笑顔を思い浮かべたり、安西水丸さん(イラストレーター)からいただいた大ぶりの酒器を見て、『あぁ大酒飲みの人だったなぁ』と思いながら飲んだり。一人で飲んでいても、いろんな人のことを思い浮かべながら飲む時間を楽しめました」(倉嶋さん)。

二日酔いの日もお酒を飲むという倉嶋さん。
「二日酔いの朝は、おみそ汁と白米と海苔という“ザ・和食”を食べて、お酒が抜けるのを待ちます(笑)。白米を食べると、二日酔いが緩和される気がして」(倉嶋さん)。

「二日酔いの朝にご飯を食べるの!?」と驚いたのですが、実はこの行動は、とても理にかなっていると、管理栄養士の金子先生はいいます。

「海苔などのミネラル類を欲するのは、体が正常な働きをしている証拠です。しかも、ちゃんと朝食を食べる選択をしているのが素晴らしいです。二日酔いのときは、食欲がないからと抜いてしまう人が多いのですが、白米とおみそ汁を食べることで糖分や塩分、水分など不足した栄養素が補え、二日酔いの回復をサポートします」(金子先生)。

お酒好きの金子先生が実践している、ワンランク上の家飲みとは?

中学生と高校生のお子さんがいる管理栄養士の金子先生は、以前から家飲みがメインだったそう。
「ビールが好きなのですが、外出自粛前は、家で飲むのはリーズナブルな第3のビールでした。月に多くても4回くらいしか外では飲んでいませんでしたが、外に飲みに行けなくなると、やっぱりビールが飲みたくなって、家飲みでもビールを飲むようになりました。それから、シャンパンも好きなので、お店ではグラスシャンパンを1杯だけ飲んでいたのですが、家だとボトルを購入するしかないので、おいしいうちにと1本飲んでしまいます。なので、コロナ禍になって確実にお酒の量が増えました(笑)」(金子先生)。

さらにはワンランク上のおつまみやお酒で、家飲みを楽しむことにも目覚めました。
「おつまみは、自分へのご褒美として、成城石井や紀伊国屋などでおいしいチーズなどを見つけて、食べています。お酒もいつもよりいいお酒を選んだり、素敵なグラスを購入したり。私にとってお酒の時間は、気分転換や癒しの時間でもあるので。外に飲みに行けない代わりに、照明を落として非現実空間を演出するのもおすすめです」(金子先生)。

家飲みを楽しみながらも、コロナ太りしない方法は?

「コロナ太り」という言葉が定着するほど、外出自粛中に太る人が急増。家飲みで太らないためには、お酒の量よりおつまみの内容がポイントと金子先生はいいます。ここからは、ダイエットにもくわしい金子先生に、いくらお酒好きとはいえダイエットも気になる倉嶋さんが、太りにくいおつまみと楽しいお酒の飲み方をアドバイスいただきながら、お話しをすすめていただきます。

金子先生:お酒の中で糖質が多いビールが問題視され、糖質0の商品がたくさん売られていますが、ビールの糖質は100g中に約3.1g。健康な人が一日にとる糖質の量はだいたい300g前後なので、もし糖質が気になるけれどビールが好きな方であれば、350g缶を1~2本飲む程度なら「ビールを飲む」ことを選択して満足感を得たうえで、あとはおつまみの選び方を工夫して、全体的な糖質量を調整すればいいと思います。体重管理をするなら、甘いカクテル以外のお酒なら基本的にはなんでも大丈夫です。おつまみもごはんやパン、麺類、いも類や甘いスイーツ、肉類、揚げ物ばかりでは太りやすくなりますから、おつまみの選び方や食べ方が重要になります。倉嶋さんは、普段どんなおつまみが多いですか?

倉嶋さん:よく食べるのは肉料理です。豚肉をにんにくでローストしたり、鶏肉のクリーム煮とか。

金子先生:お酒を飲むと、アルコールを代謝するのにビタミンB1が使われるので、それらが多いお肉類を食べるのはとても理にかなっています。

倉嶋さん:ほかに、炭水化物が大好きなので、チャーハンをつまみに飲んだり、締めに炭水化物を食べたりします。

金子先生:締めの炭水化物はすごくいいです。ただ、おつまみがポテトサラダ、チャーハン、焼きそばなど、炭水化物だらけだとNGですが、その中のひとつだけとか、締めにおにぎりやお茶漬けを選ぶのであれば、それほど問題ありません。

倉嶋さん:締めのラーメンも?

金子先生:麺類はちょっとおすすめしません。というのも、お酒を飲んでるときって、油っぽいものを食べていることが多いので、脂質が高いラーメンを食べると、脂質をとりすぎてしまいます。炭水化物とたんぱく質と脂質のバランスがしっかりとれていると体重管理ができ、逆にバランスが崩れると太りやすくなります。お米を使っているおにぎりやお茶漬けは脂質の割合も低く、チャーハンは炒めているので多少脂質は高くなりますが、お米がメインなので炭水化物の比率は高く、バランスは取りやすくなります。

倉嶋さん:なるほど! バランスで考えるんですね。

金子先生:それから、空きっ腹にお酒を飲むのはNGです。アルコールは胃からも吸収されるので、酔いやすくなってしまいます。何かしら胃に入れてから飲みましょう。おすすめは、もずくやおくら、山いもなどのネバネバした食材です。これらは胃の粘膜を保護してくれますから飲む前に食べるのがおすすめです。また、これらの野菜類は食物繊維が多いので、糖質をとったときの血糖値の上昇もゆるやかになって太りにくくなりますよ。ですからおつまみにも野菜やきのこ、海藻などをたっぷりとり入れてほしいですね。

倉嶋さん:ナッツ類はどうですか?

金子先生:ナッツ類は、糖質が低いのでおつまみに最適ですね。ビタミンB1のほか、二日酔いしにくくなるナイアシンも多く含まれています。食物繊維も多く、ヘルシーで腹持ちもいいですしね。それから豆類も食物繊維が多いので、おすすめです。なので、飲み始めにおつまみとして食べておくのもいいですし、夕食後にワインをひと口なんていうときに組み合わせるのもいいですね。

倉嶋さん:特に調理も必要ないので、そのまま食べられるところも「早く飲みたい」酒好きには適しているかもしれませんね(笑)。

家飲みを格上げするポイントはこれ!
・酒器にこだわる。
・いつもよりワンランク上のお酒やおつまみを選ぶ。
・ライティングを変えて、非日常を演出する。
・おつまみは、炭水化物とたんぱく質と脂質のバランスを考える。

 

極上の家飲み時間をヘルシーにサポートしてくれるおつまみを発見!

いつもの家飲みをヘルシーに格上げしてくれるおすすめのおつまみが、日本橋菓房の「Nihonbashi Bar」シリーズです。「おいしく、体によいものをおつまみに!」をコンセプトに作られ、9月に新商品となるナッツ類がメインの「Nihonbashi Bar Nuts」9種類と、すでに発売中のビーンズ類がメインの「Nihonbashi Bar Beans」5種類がラインナップされています。カラフルで目を引くパッケージと、豊富な味の種類は、お酒好き女子の気持ちをグンと高めてくれるものばかり。パッケージ上で、各おつまみに合わせたお酒のペアリングも紹介しているので、お酒とおつまみの相性も楽しみながら、ヘルシーな家飲み時間を過ごせます。

Nihonbashi Barシリーズの全ラインナップはこちらでチェック

これらのシリーズは、信頼の証として「ロカボマーク」がついています。「ロカボ」とは、食・楽・健康協会が提唱する「おいしく楽しく適正糖質」をとることで、1食で摂取する糖質量を20~40gとしています。極端な糖質制限も含んでしまう概念「ローカーボ」と区別するため、「ロカボ」と呼び、「おいしく楽しく適正糖質」できる商品には「ロカボマーク」がついています。

「ナッツ系の「Nihonbashi Bar Nuts」シリーズは、そのまま食べてもおいしいし、ナッツを砕いて、サラダにかけるなど、アレンジしても楽しいです。ビーンズ類がメインの「Nihonbashi Bar Beans」は、食物繊維が豊富な豆類なので、栄養的にもいいですね」(金子先生)。

せっかく好きなお酒を楽しむのであれば、ガマンばかりせず、おいしくいただきたいものです。そんなときはぜひ、倉嶋さんおすすめの、飲むための空間、気分づくりや、金子先生おすすめのヘルシーなおつまみ選びを参考にしてみてください。
みなさんもぜひ、楽しくヘルシーな家飲みライフを!

倉嶋紀和子さん
『古典酒場』編集長。きき酒師(SSI認定)・球磨焼酎案内人。1973年生まれ。熊本県出身。「源氏物語」の世界に憧れ、お茶の水女子大学卒業後、研究者を目指して大学院へ。その後、
F1ドライバーのジャック・ビルヌーブの大ファンになり、三栄書房へ入社し、F1速報誌『AS+F』に配属。お酒や酒場好きが高じて2007年に酒場雑誌『古典酒場』を創刊。その後、2009年に会社を独立し、現在はお酒・酒場をテーマにしたさまざまな活動を展開している。TV「にっぽん酒処めぐり」(CS旅チャンネル)に酒蔵&酒場ナビゲーターとして出演中。著書に『Tokyo ぐびぐびばくばく口福日記』(新講社刊)。https://ameblo.jp/kotensakaba/

金子あきこさん
アリコフード代表 管理栄養士 節約美容料理研究家。メタボな両親のもと、幼いころ太っていることを気にして、間違ったダイエットを繰り返す。太りやすいのは体質や遺伝ではなく食生活が問題であったことに気づく。この経験を伝えたいと思い、不動産会社を経て給食委託会社に10年以上勤務したのち独立。レシピ開発、商品企画、セミナー、講演、集団給食施設のコンサルティングなど多彩に活躍。著書に『おなかぺったんこ 腸筋レシピ』(リピックブック)などがある。高校生と中学生の息子が2人いる。
https://akiko-kaneko.com/

今回撮影で紹介したお酒はこちら。

国分グループ本社株式会社
KWV クラシック・コレクション カベルネ・ソーヴィニヨン 赤
ドン・ロメロ カヴァ ブリュット 白
ロシュ・マゼ シャルドネ 白

撮影/田辺エリ 取材・文/奥沢ナツ
撮影協力/CANAL CAFÉ https://www.canalcafe.jp/

提供/日本橋菓房株式会社

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