PC作業が多い現代人にとってアイケアは必須ですよね。目によい植物として挙げられるのがブルーベリーですが、じつはその何倍もパワーがあるとわかってきたのがカシスです。香りづけなどでおなじみではありますが、食べる機会が少ないカシス。今回は、カルディで見つけたカシスを使った「マテルネ コンポート カシス」を試してみました。
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ブルーベリーの数倍もある抗酸化作用
ブルーベリーの何倍も目によいとされるのがカシス。ブルーベリーよりも小粒で酸度が高く抗酸化機能が3〜4倍もあります。
最新の研究によると、カシスに含まれるアントシアニンには、一時的な目のぼやけといった「ピントフリーズ現象」を改善する働きがあるそうです。これはブルーベリーにはない効用で、それによりパソコン作業後の目の疲労を軽減するとされています。
そのほかにもビタミン、ミネラル、ポリフェノールが豊富で、インフルエンザの予防やスポーツ後の疲労回復が早くなるということもわかっています。
「マテルネ コンポート カシス」はベルギー産のカシスを60%も使用。コンポートは、水や薄い砂糖水などで煮て作られるヨーロッパの伝統的な果物の保存方法です。ジャムよりも甘さ控えめで、果実のそのままのおいしさを味わえるのがメリット。
やさしい甘酸っぱいおいしさ
マテルネ社が出しているカシスコンポートの原材料はくろすぐり、砂糖/クエン酸Na、ゲル化剤(ペクチン)のみ。ちなみにカシスはフランス語で、和名では「くろすぐり」です。英語ではブラックカラントという呼び方もします。キャンディのフレーバーにもよくありますね。
コンポートは濃いぶどう色で果実のプチプチ感があり、実がそのまま入っているのがわかります。とろっとしていてゆるいテクスチャーなので、スプーンなしで直接パンやヨーグルトにかけることができます。
カシスの強い酸味は砂糖で中和されて、マイルドになっています。果実の甘さと酸味のバランスが絶妙です。カシスはそのままでは酸っぱくて食べられないといいますが、作り方の技でカシスのジューシーなおいしさが引き出されているようです。
甘酸っぱいカシスのコンポートはぶどうを凝縮させたような味わい。甘酸っぱくジュースのようにやさしい味わいです。
今回はフランスパンと合わせてみましたが、パンケーキでもいいですし、さわやかな味わいなので朝食にとるのもオススメ。シリアルやヨーグルトとも好相性です。暑い時期はプレーンなシャーベットにトッピングしてもいいですね。
マテルネ コンポート カシス 300g 税込448円
文・写真/庄司真紀