低糖質・高たんぱく質の食事で得られるメリットとは？

雑誌やテレビ、インターネットで健康やダイエットにまつわる話題の中に「低糖質」「高たんぱく質」を意識しましょうとありますが、体によいとはわかっていても実際にどんなメリットがあるの？　と感じている人も多いのではないでしょうか？

肌や体、髪の毛のことを日ごろからアドバイスしているエステティシャンの目線でお伝えします。

私たちの体にある、骨、筋肉、内臓、髪、爪、皮膚はたんぱく質からできており、日々代謝をくり返しています。たんぱく質不足になると、細胞に元気がなくなる、筋力の低下、髪がパサつく、傷の修復が遅くなるなど、あらゆる不調を招きやすくなります。

一方、糖質のほとんどは筋肉で消費されているのですが、筋肉が少ない、たんぱく質の摂取量が少ないまま、糖質の多い食事が続くと、消費ばかりをくり返すため食事量を減らしているのにやせにくい、またはキレイなやせ方にならないという印象になります。

見た目も若々しく、健康的な体をキープするためには、たんぱく質をたくさんとり、糖質をとりすぎないような食事バランスにしましょう。

続いては15kgのダイエットに成功したこともある私の低糖質・高たんぱく質を意識したヘルシーレシピをご紹介します。

「低糖質・高たんぱく質」を意識したヘルシーな食事

【ビネガードレッシングでカツオのたたきサラダ】

カツオのたたきにはたんぱく質のほかにも鉄分、ビタミンB12、ビタミンB6、ビタミンD、DHA、EPAなどが含まれていると言われています。

私はカツオのたたきの場合は付属のたれより、特製ドレッシング（フルーツビネガー、しょう油、サラダ油、しょうが、にんにく）を使い、たっぷりのお野菜（レタス、水菜、カイワレ、玉ねぎ、ねぎ、ミニトマトなど）と一緒に食べるようにしています。

【鮭のきのこ蒸し】

鮭にはたんぱく質のほかにも抗酸化成分のアスタキサンチンやDHA、EPA、ビタミン12、ビタミンDなどが豊富に含まれていると言われています。

私はキャベツ、えのきやしめじをフライバンに並べ、上に鮭の切り身を置き、しょうがと和風だしを少々乗せます。水と料理酒を加えて、沸騰させて５分～８分ほど加熱して蒸し焼きにします。

【鶏ささみで和風サラダ】

鶏ささみもたんぱく質が多いことで有名ですが、ほかにもビタミンB群なども含まれています。

私はゆでた鶏ささみをほぐし、たっぷりの野菜（水菜、カイワレ、きゅうり、ミニトマト）に特製ドレッシング（ごま油、しょう油、みりん、酢）をかけて和風サラダにします。

食べるのをガマンして栄養不足にならない、偏った食生活にならないように、糖質は控えめ、たんぱく質をたくさんとり入れてヘルシー食事を心がけて美容や健康を維持しましょう。