日増しに寒さが身にしみる季節になりました。この寒さに加えて、コロナ禍は以前よりもさらに運動量が減っている人も多いと思います。できるだけ「コロナ太り」を避けるためには、食事の量を今まで以上に意識することが必要となってきます。今回は、コロナ太りを防止する食事のとり方と低糖質スイーツレシピをご紹介します。
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この冬は「腹八分目」と寒天スイーツでコントロール!
基本は食べ過ぎを避けて、食事を全体の8割程度に減らす「腹八分目ダイエット」が効果的です。食事を始めてから20分以上かけてゆっくり食事をすれば、満腹中枢が働き出し食べ過ぎ防止を助けてくれます。食事に十分に時間をかけて、お腹がふくれていなく、空腹でなければ「腹八分目」の目安になります。
また、主食の白米、食パン、麺類や根菜類などは控えるように心がけましょう。糖質は体に必要なエネルギー源となるので、不足してしまうのはよくありません。しかし、糖質を多くとりすぎてしまうと健康トラブルの原因になります。適度な糖質制限は、生活習慣病の予防や健康・美容効果があるといわれています。
今回は自宅で簡単に作れて、粉寒天を使った低糖質スイーツをご紹介します。粉寒天は、寒天を粉末状に加工したものです。通常の寒天よりも手間がいらないので、初心者にもおすすめです。寒天の原料はテングサやオゴノリなどの海藻類です。これらを煮溶かし、ろ過させて、凍結乾燥させたものが寒天となります。
寒天の最大の特徴は、なんといっても食物繊維の豊富さです。乾燥状態では80%も食物繊維を含み、あらゆる食材の中でも抜群の含有量です。寒天はノンカロリーで、便秘の予防や改善に効果絶大です。加えて、この寒天由来の健康成分「アガロペクチン」には、美肌効果や抗ガン化作用・コレステロール値低下作用があることもわかっています。寒天をいつもの食事にプラスしてカロリーをコントロールしたり、おやつを寒天素材のものに置き換えたりするにはおすすめの食材です。
【寒天スイーツ】
<材料 2人分>
・水 200ml
・甘酒 100ml
・豆乳(または牛乳) 300ml
・粉寒天 4g
1. 水に粉寒天を入れ、よくかき混ぜてから火にかける。
2. 沸騰したら弱火にして、さらに2分間混ぜながら完全に溶かして火からおろす。
3. ひと肌に温めた甘酒、豆乳を混ぜ合わせる。
4. 容器に流し入れ、固めれば完成。
※寒天は90℃以上で完全に溶け、常温でも固まります。
美肌、美腸に効果のある甘酒&豆乳をたっぷりとれる低糖質なデザート。甘さは控えめなので、トッピングはお好みでメイプルシロップや季節のフルーツで豊富なアレンジが楽しめます。