先日、知り合いに手作りのビスコッティをいただきました。久しぶりに食べたのですが、おいしい~!と感激。ところでビスコッティって、けっこうヘルシーなおやつではなかったっけ? いただきもののビスコッティは、家族にあっという間に平らげられてしまったので、作りたくなってきました。せっかく作るなら体を冷やしそうな小麦粉と白砂糖の組み合わせではなく、米粉と黒砂糖で作ってみようかな。おいしく、簡単、ほぼワンボウルでできたのでレポートします♪
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以前もこのコーナーで書かせていただいた通り、中学生の子どもが内臓の冷えによると思われるひどい便秘になり、学校を数週間休むことになったのがきっかけで、小麦粉や白砂糖を大量に使う生活を改めつつあるわが家。
砂糖を使うときは黒砂糖ひと筋にしたことは言うまでもなく、ほかには、たとえばシチューなどのとろみに使う小麦粉は「リブレフラワー」という玄米粉で代替。みそ汁や炊飯には粉寒天を使って食物繊維アップ。パンよりもご飯の割合を増やす…といったように、地味に、地道に食生活のマイナーチェンジを図っています。おかげ様で便秘も徐々に改善してきました。ついでに家族全体のお通じもよくなりました。
で、お菓子もその一環。ビスコッティといえば小麦粉で作る固焼きビスケットのイメージですが、ネットで検索してみると、米粉ビスコッティのレシピもちゃんと載っているんですね。いくつか見比べて標準的な量のレシピを採用し、糖類は黒砂糖、シンプルにアーモンドだけを練り込んだものを作ることにしました。
米粉100g、ベーキングパウダー3g、黒糖40gをボウルに混ぜ合わせます。米粉に覆いかぶさる黒糖の存在感に、「お砂糖40gってこんなに多いんだねー」と娘。そうそう、こういう気づきって大事ですよね。
そこに卵1個とオリーブオイル15gを投入(私はあらかじめこの2つを泡立て器でよく混ぜてから入れました)。ゴムベラで混ぜます。だいたい混ざったら手のひらで押しつけるようにして、さらに混ぜてひとかたまりに。
最後にアーモンドを入れたら長方形にまとめてオーブンで焼きます。
焼き上がったら粗熱をとって1cm幅くらいに切り、断面を上にして再びオーブンへ。
オーブンが終わりを告げたらすぐに庫内から出したほうがいいです。焦げます(泣)
幸い焦げたのは端っこだけで、冷ますとカリッカリ、コリッコリといい音がするビスコッティに♪
粉状になっていないふつうの黒糖を使ったので、ときどきいい具合に黒糖のかたまりが入っていて、いい仕事をしていました。上品な甘さで、なぜか少しきな粉っぽいこうばしい香りが…。子どもたちも大絶賛。やっぱりあっという間になくなってしまったから、今度は倍量で作ろうかな。ただし私は、食べ過ぎに注意しなくちゃですね。(編集まりりん)
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FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。