レトルトカレー、手軽でおいしいですよね。ただ、どうしても栄養のバランスが気になってしまいます。そんなときに、ケールと野菜をじっくり煮込んだスパイシーなカレーがあると知り、食べてみました。「ザ・ケール カレー」(キューサイ)、スーパーフードとして知られるケールに加えて、野菜が155g使用されたカレーだそうです。さて、お味はいかに…?
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カレーといえばグリーンカレー。というほど、グリーンカレーが好きな私。「ザ・ケール カレー」を手にとったときも、まずはその色に惹かれてしまいました。もちろんこのカレーは、ケールやほうれん草がたっぷり入っているために緑色をしているわけで、いわゆるグリーンカレーのように、青唐辛子やココナッツオイルを使った味つけではないのですが、1食でしっかり野菜の栄養がとれるとしたら、魅力的です。
ケールというのは、キャベツやブロッコリー、カリフラワーのご先祖様のような野菜で、その栄養価の高さからスーパーフードと呼ばれています。1枚の葉は50cm以上。サニーレタスと比べると、その大きさがよくわかります。左側がケールの葉です。ちなみに冬が旬だそうですよ。
ただ、体にいいことはわかっても、近所のスーパーでもあまり見かけませんし、日常の食生活にとり入れて、パクパク食べるのは難しいような…。そんなイメージがあるので、ケールの入ったカレーってどんな感じなのだろう?と興味をそそられずにはいられません。
温めてご飯にかけてみると、濃いグリーンのペースト状のルーがとろ~り。のりの佃煮をほうふつとさせるような密度の濃さでした。
食べてみると、まろやかなほうれん草の口当たり。ピリッとした辛さにオニオンの甘みとチキンのコクが口の中に広がって、とてもおいしかったです。野菜がたっぷり入っていることを感じさせる食感がありつつ、野菜のクセやケールの苦みが気になるといったことは、まったくありませんでした。
ケールはそのまま食べるとかなりクセの強い印象ですが、「ザ・ケールカレー」はわが家にいる未就学児から小中学生の子どもまで声をそろえておいしいと言っていたので、幅広い年齢層で受け入れられる味なのだと思います。ただし、辛いのが苦手!という人には、ちょっと辛いかな…? 1食税込み550円と、レトルトとしてはちょっと高めなお値段ではあるものの、「料理を作るのがめんどうくさい! でも野菜はちゃんと食べたい!」というときのための、ご褒美レトルトとして常備しておきたいと思います。(編集まりりん)
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