発酵食品のよさ、ぬか漬けのおいしさ。FYTTEの記事内でも何度もとり上げられている話題です。ヨーグルトやキムチもいいけれど、私もぬか漬けデビューしたいなぁ。そう思う私にうってつけの商品を見つけました。「ぬか床 一夜漬」(アイワ)です。熟成されたぬか床だからすぐに使え、チャック付きの袋に入っているから容器もいらず。せっかくだから、野菜のまわりについたぬかごと食べたいなあと、工夫してみました。
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ぬか漬け、初めてではないのです。一度失敗してしまってから、ずいぶん時間が経っています(15年くらい!)。ところが最近、おいしいぬか漬けを食べてからというもの、やっぱり私もぬか漬けを作りたい…と思い始め、すぐに使えて、容器もいらず、いい感じに小ぶりな「ぬか床 一夜漬」を使い始めました。
ぬか床といえば、使っていなくてもかきまぜて空気を入れなければならない、というイメージがあると思います。その通りではあるのですが、「ぬか床 一夜漬」は、使わない場合、2日に1回、袋を開け、外から袋をもんでぬかみそ内部に空気を入れるだけ。混ぜる前に手を洗わなくては、といっためんどうくささはありません。好みの味にしたくて、だし昆布と、よく洗った無農薬のレモンの皮を入れています。
うす味が好きなので、本来、漬ける時間が長そうな大根やにんじんを10時間くらいの浅漬けにして食べています。そうなると難しいのが味の調整で、水で軽く洗ってぬかを落としてしまうと薄すぎるし、そのまま食べると濃くなってしまいます。しかも、ぬかに含まれる菌をあまり落としたくない…
そこで、浅漬けの野菜を、ぬかを落とさずにほかの野菜と和えて、しばらく置いて食べる、という方法をとることにしました。
わりと気に入っているのが、ぬか漬けにした大根、にんじんと、せん切りにした生の白菜のごま和えです。白菜に塩分がなじんで、おいしく食べられました。
もうひとつのおすすめは、小松菜やほうれん草といった青菜のおひたしとにんじんのぬか漬けを合わせたものです。オメガ3のオイルを小さじ1ほど回しかけ、こしょうをふっています。
ぬか漬けを食べるようになって、野菜の消費量が増えた!という声はよく耳にします。まったくその通りだと思います。とくに「にんじん」。にんじん嫌いな子どもがぬか漬けにすると食べますし、この話を友人にすると「うちも同じ!」と言っていました。にんじんが苦手な人には試してほしいです。ちなみに彼女の家では、子どもの花粉症対策に腸内環境を整えようと、最近、ぬか漬けを始めたそう。まだまだ花粉もさかんなこの時期、ぬか漬けはいかがでしょうか。 (編集まりりん)
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