もともと低GI食品で太りにくいとされるパスタですが、さらに糖質オフやカロリーオフ、グルテンフリーなどさまざまなダイエットパスタが登場していますね。そのなかでも、最近の注目はたんぱく質がとれるパスタではないでしょうか。今回はカルディで見つけた、イタリアのオーガニック食品を製造するアルチェネロ社の『有機ファイバー&プロテインスパゲッティ 全粒粉とレンズ豆』を試してみました!
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レンズ豆入りの真っ赤なパスタ
アルチェネロの『有機ファイバー&プロテインスパゲッティ 全粒粉とレンズ豆』は、全粒粉のデュラム小麦に、レンズ豆を加えたパスタです。全粒粉は未精製なので、食物繊維を含みますし、レンズ豆は豆類のなかでも低カロリーで栄養豊富とされ、たんぱく質、ビタミンB群や鉄分も含まれます。
100g当たりのカロリーは351kcal、たんぱく質18.9g、脂質2.4g。炭水化物66.6g(糖質60.2g 食物繊維6.4g)となっています。一般的なパスタと比較すると、おおよそ食物繊維は2倍、たんぱく質は1.4倍、糖質量は9gほど抑えられることになります。
あまりない赤色のパスタなので、具材や食器との色合わせで食卓を華やかにしてくれそうでいいですね。
もっちりとした弾力。全粒粉のおいしさも
標準ゆで時間8分。少しかためかなという印象だったので1〜2分長めにしました。そのまま食べてみると、もちもちとしていて弾力があり、歯応えがしっかりしています。長めにゆでたからか、若干太めのでき上がりでしたが、ブツブツと切れてしまったりすることはありません。
全粒粉の穀物のおいしさにレンズ豆の風味があります。ただ豆の味わいはそれほどなく、全粒粉の素朴な力強い味わいが伝わってきます。ふつうのパスタとは違い、噛むほどにおいしさがますます感じられるようです。食べるほどにおいしく少しおかわりもしてしまいました。
今回はトマトガーリックのソースと一緒にいただきました。どんなソースとも合いそうですが、和風パスタより、定番のトマトやイカ墨など、海外系のソースのほうがよい気がします。赤いパスタなので、緑の野菜や白いお皿なども映えそうですね。
カロリーとしてはふつうのパスタとそれほど変わらないですが、食物繊維が豊富で血糖値の急上昇を抑え、たんぱく質もとれる糖質オフパスタ。パスタはどちらかというと軽く食べられる主食ですが、こちらはしっかり食べた感があり、食後の満足度が高い一食になりました。
アルチェネロ 有機ファイバー&プロテインスパゲッティ 全粒粉とレンズ豆 1.7mm 250g 378円(税込)
文・写真/庄司真紀