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注目のダイエット食材! 低糖質・高たんぱく、低カロリーでグルテンフリーな「豆腐干絲(トウフカンス)」
6月も後半にさしかかり、早くも半年が過ぎようとしています。薄着が多くなり、本格的な夏に向けてダイエットも気になり始める季節。ダイエット方法のひとつとしてよく知られている「糖質オフ」ですが、なかなか糖質を少なくするのもハードルが高いと感じている方も多いはず。
今回は一般社団法人グルテンフリーライフ協会のフォーブス弥生さんにダイエットにおすすめの糖質オフ食材を教えてもらいました。
Contents 目次
低糖質・高たんぱく、低カロリーな「豆腐干絲(豆腐干)」に注目!
まず糖質オフ(糖質制限)とは、摂取カロリーを減らすことによる食事制限のひとつです。炭水化物は、大きく「糖質」と「食物繊維」に分けることができ、糖質は炭水化物の一部となります。そのため、糖質オフ(糖質制限)ダイエットは、食物繊維も摂取することができるので、炭水化物ダイエットとは異なります。
近年、健康志向の高まりで注目されているヘルシー食材「豆腐干絲(トウフカンス)・豆腐干(とうふかん)」はご存じですか。最近ではビーガン・ベジタリアン食材も多くなった影響もあり、さらに大豆製品が注目を浴びています。豆腐干絲(豆腐干)は、中国及び台湾で広く使われている一般的な豆腐の一種です。名前のとおり、豆腐を圧縮後、脱水して麺状に細切りにしたものです。中華料理や台湾料理で使われているので、レストランで食べたこともある人も多いかと思います。日本でも、食品メーカーが豆腐麺や大豆麺などの商品名で多く販売しています。
この豆腐干絲(豆腐干)ですが、低糖質・高たんぱく、低カロリーのため、ダイエットに適したすぐれた食材です。原材料は大豆のため、グルテンフリー食材なうえ麺の代用品として利用できます。商品によって多少の誤差はありますが、100gあたりのカロリーおよそ100~150kcal、糖質1.8g~2.7g、たんぱく質15.6~23gです。
日本では、大豆は昔から畑の肉といわれていたほど、良質なたんぱく質と多くの必須アミノ酸が含まれているすぐれた食材です。また、大豆は腸活にも役立つサポニンやオリゴ糖が豊富に含まれ、血糖値を上げない低GI食品としても優秀です。栄養面でも女性ホルモンに似たイソフラボンやカルシウムが豊富に含まれているので、美肌効果も期待できて女性にはうれしい食材ですね。
豆腐干絲(豆腐干)は、ゆでると弾力がでることで食感が麺に近くなります。これを、いつも食べている麺に置き換えれば、糖質オフとしてカロリーを抑えつつお腹を満たすことができます。さらに麺のようなのどごしのよい食感にするには、100gに対して1gの重曹を使用するとよくなります。
用途としては、サラダに入れたり、炒めたり、スープや鍋物に入れて煮たり、どんな料理にも合います。豆腐干絲(豆腐干)は、グルテンフリーで低糖質・高たんぱく、低カロリーなので、罪悪感なく食べられる食材としてオススメです。
皆さんもコロナ禍以降、家で過ごす時間が増え、健康面への意識や食生活習慣が変化した人も多いかと思います。健康に過ごすためには、毎日の「食」の積み重ねが大切になります。これからの夏に向けて、暑さに負けない体を作るためにも、自分の体に合った食べものを見つけて乗り切りましょう。