白米、玄米、雑穀米。主食のご飯もいろいろな食べ方がありますよね。家族の好みと健康と…とすり合わせた結果、わが家は現在、「もち麦入りの白米」を食べています。ところでこの写真、もち麦にしては、ちょっと茶色いような紫のような…。スーパー大麦? いえいえ、皮つきの紫もち麦なんです!
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腸活にいい食べものとして注目されることの多い「もち麦」。大麦には、お米と同じように、“うるち性”と“もち性”があり、“もち性”の大麦が「もち麦」と呼ばれます。
もちもち食感のもち麦と、プチプチ食感のうるち麦、好みは分かれるところだと思いますが、もち麦はうるち麦よりも水溶性食物繊維が多く含まれるという特徴があることが、「腸活によい!」とされる大きな理由のひとつ。
味にあまりクセがないので、雑穀が苦手な家族も、もち麦ご飯なら違和感なくおいしく食べます。そんなわけで、私の家では長らくもち麦入りのご飯を食べてきました。
それはそれで、おいしくて好きなのですが、時にはちょっと変わった食感も楽しみたいなぁと…。そこで見つけたのが、こちら。皮つきの大麦(もち麦)です。
ちょっとスーパー大麦に似ていませんか? これは「ダイシモチ」という、紫っぽい色味が特徴的な品種。熟成期に穂が紫になり、もち麦の中で唯一アントシアニン(ポリフェノールの一種)が含まれる「ダイシモチ」は、紫もち麦とも呼ばれています。
皮なしのもち麦と炊き方が大きく異なるのは浸水時間でしょうか。2時間からひと晩、水に浸けます。混ぜる割合は、お米1合に対してもち麦を15~30g(大さじ2杯半で約30g)。下が、水にひと晩つけた紫もち麦です。
わが家では、炊飯はいつも圧力鍋です。多少、水に浸ける時間が短くても圧力鍋を使うとたいていやわらかくなるのですが、皮つきのもち麦はキッチリひと晩、浸水させても、やわらかくなり過ぎることなくプチプチ感がしっかり残ります。皮のないもち麦よりも、明らかにかみごたえがあるので、そしゃく数が増え、食べるのに時間がかかります。かたいのではなく、弾力があるためにしっかり味わえて、いつもより少ない量でお腹いっぱいになります。
「おかしいな~。これは私の食べる量じゃないよ~」と思って、何度も試したのですが(ダイエットをしたいのに、いつもと同じ量を食べないとヘンだと思うあたり、矛盾していますね)、やはりいつもよりも時間がかかり、1回に食べるご飯の量は減りました。そしてなんと……子どもたちのおかわりの回数が減りました。これは、どうなんでしょうか(笑)(編集まりりん)