肌寒い朝、みそ汁が体に染みわたりますね。時間がないときに便利なのが、だし入りのみそです。インスタントのようにパッと温かいみそ汁を準備できるのですが、豆腐やわかめなどのお気に入りの具材を入れられて、手作り感があるのがいいところ。今回は無印良品から発売の『かつおと昆布の出汁味噌』をご紹介していきます。
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みそ汁が時短で完成!
『かつおと昆布の出汁味噌』は麦と米の合わせみそに、かつおと昆布のだしを効かせただしみそ。原材料はみそ、かつお節粉末、食塩、みりん、砂糖、昆布粉末、かつお節エキス、酒精となっています。
すでにだしが入っているので、そのままインスタントのみそ汁のように、お椀に入れてお湯で溶くだけでみそ汁ができ上がります。お椀で作る場合は、乾燥わかめや、あおさ、乾燥豆腐などの具材を入れてお湯を注ぎます。
もちろん、2〜3人分作る場合などはお鍋で作ることもできます。具材とお水を入れたら沸騰させ、こちらのだしみそを溶くだけででき上がり。
お鍋を使って時短で作る場合は、豆腐やわかめ、冷凍したカットねぎなど、切るのに手間のかからないものや火の通りのいいものにすれば、さっと作ることができますね。
インスタントのみそ汁は具材が少なかったりして、物足りないということもありますが、これなら手軽なのに、風味のよいみそ汁を作ることができますよ。
かつおのうま味と丸みのある味わい
だしみそを使い、なすと豆腐、わかめで簡単なみそ汁を鍋で作ってみました。所用時間は3分と体感的にもかなり時短な印象です。
かつおのうま味が効いた風味のあるみそで、やさしく丸みのある味わい。麦や米の合わせみそなので、ほんわかと甘みが感じられました。味わいがはっきりしているインスタントのみそ汁に比べると塩味も控えめで、自宅で作るみそ汁に近い味わいです。
1人分だけ作りたいときにお湯を注いでお椀で作ってみましたが、みその量を調整できて、簡単に作れるのがよかったです。インスタントではないということで少し罪悪感も薄れます。ただ味わいとしては、やはり少量でも鍋で作ったほうが、だしが香りやすい気がしました。
繊細なだしのうま味をおいしくいただける『かつおと昆布の出汁味噌』。濃い味に慣れた味覚も整いそうな味わいです。ひとつあると何かと便利でみそ汁のほかにも、ディップソースや野菜のみそだれなどにも使えます。
かつおと昆布の出汁味噌 280g 550円(税込)
文・写真/庄司真紀