0歳から100歳以上の人まで、すべての人が食べられる栄養バランスをもつ緑黄色野菜、ケール。ケールの旬はじつは冬です。青汁などさまざまなケール商品を手掛けているキューサイが、創立40周年の節目に、生鮮ケール葉の販売を期間限定で開始したと聞き、さっそく試してみました。苦いイメージがあるケールですが、食べてみるととてもおいしく、おにぎりの「のり」の代わりにできるほどのクセのなさでした。
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キャベツやブロッコリーなどのご先祖様としても名高く、50cmを超える濃い緑の葉1枚に、食物繊維がレタス2.5個分、カルシウムが牛乳の1.8杯分、ビタミンCはグレープフルーツ約2個分含まれる…その名も「ケール」。文句のつけようがないスーパーフードぶりですよね。
濃い緑の色からは苦いイメージがありますが、旬の時期のケールは糖度が9度を超えるそう。糖度9度といえば、フルーツトマトと同じくらいだと考えると、どんな味だろうと興味がわいてきませんか?
ケールは10月から3月にかけて旬を迎えます。キューサイが販売する生鮮ケール葉を注文すると、ケールの葉1kgが届きます。箱の中に、大きなケールの葉が5枚ほど入っていて、その大きさと迫力に驚きます。大きさを比較するために、みかんと並べてみました。
こんなに食べきれるだろうか…と、一瞬たじろぎますが、そんな心配は杞憂で、生でぱくぱく食べられるほどのクセのなさ。ひとりで済ませるお昼ご飯のときもケールを食べておけば野菜面は安心、スープに入れれば、ふだん緑の葉っぱをイヤイヤ食べる子どもたちも「あれ? この野菜、苦くないんだけど、何?」と言ってどんどん食べる反応のよさ。
せん切りにしてサラダにしたり、スパゲッティと絡めたり、ご飯に乗せたり、手巻き寿司のようにご飯を巻いて食べたり、とにかく何でもありの万能選手。
この手巻き寿司風の料理(?)は、棒状に切ったケールの茎とチーズとご飯を組み合わせ、ちょんちょんとみそを置いて、葉っぱでくるっと巻いたものです。ご飯をすし飯にしてもぴったりだそう。
スムージーもおいしくいただけますが、牛乳など液体と組み合わせただけでは繊維が口の中に残る感じがするので、バナナなど粘性のあるフルーツと合わせるのがよいと思います。
青汁に使うケールを育てている「キューサイファーム島根」は東京ドーム15個分の広さ。一切、農薬を使わないことにこだわったケール畑では、葉の裏まで、虫がいないか30人態勢で、手作業で確認しているそうです。
「より多くの人により多くの人にケールという野菜を知ってほしい。青汁やケールを味わうときに、畑のことや生産者の想いを思い出していただき、みなさんの健康がますます増進されていくとうれしいです」と言うのは、キューサイファーム島根の社長、廣田さんです。
1kg分の生鮮ケール葉はそれなりに量があるので、食べきれるか心配な方は、最初はお友だちとシェアするつもりで注文してもよいかも。ただ、私のようなけっこうなズボラさんでも、野菜好きなら葉も茎もすべて食べられるおいしさでしたよ♡
ご紹介した生鮮ケール葉は、「ポケットマルシェ」から買うことができます。
https://poke-m.com/products/213070
(編集まりりん)
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