手軽においしく栄養がとれる。しかも少量で満足感を得られるからダイエットにも向いている。そんな理由からブームに火がついたオートミール。アレンジが効く食材なだけに、自分の食べ方に飽きてしまった…という人もいるかもしれませんね。今回は、そんな人にはもちろん、オートミールデビューを考えている人にもぴったりな、とっておきのオートミールスイーツレシピをご紹介します。
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簡単なのに、今まで思いつかなかった!というような、オートミールを使ったさまざまなアレンジレシピが紹介されている『ラクうまで続けたくなる! オートミール朝ごはんレシピ』(SDP)。著者のひとりであるボディメーカーのJUNさんがオートミールに出会ったのは、6年前。OLをしていたときだったそう。
「ダイエットをしたくて、インスタなどでカッコいい体をしている人たちの食事をリサーチしていると、多くの人たちがオートミールをとり入れていたので、真似してみようと思いました。鳥のエサみたい、なんて当時は酷評されていましたが、実際食べてみると私はおいしいと感じました。そこで、お昼ご飯にオートミールの小分けパックを持参して、カップスープに入れて食べていました。手軽においしく食べられるので、続けやすかったです。実際にお通じもよくなったように感じました。
オートミールの魅力は、何より手軽で簡単に栄養補給ができるところです! 最初の頃はお粥で食べることにハマっていましたが、そのうち、お好み焼きやピザのようにして食べたり、ご飯の代わりとして食べたり、パンケーキ、クッキーといったおやつ系にも使ったりするようになりました。栄養価が高いうえに、幅広くアレンジが効くので、飽きずにおいしく続けられるところが魅力です。
今は、おもに、朝ごはんにフルーツもいろいろとり入れてオーバーナイトオーツ(前の日の夜にヨーグルトなどにオートミールやフルーツをつけておき、翌朝食べる食べ方)にしたり、パンケーキを焼いたり、間食に甘い物が欲しくなったら、おはぎを作ったりしています。育児の合間でも簡単に作れますし、パンケーキなどは、1歳2か月になる娘ともシェアしています」(JUN先生)
忙しい育児の間でも、じょうずにオートミールを活用して、ストレスをためずに簡単でおいしい食生活を送っていることが、JUNさんのボディキープの秘密かもしれません!
それでは、JUNさんが考案した、オススメのレシピをご紹介していきます。
甘みはラカントで調整。ペロッといけちゃうおいしさの「ベイクドオートミール」
〈調理器具〉
オーブントースター、ボウル
〈材料〉
オートミール(クイックオーツ)……50g
[A]
・アーモンドミルク(豆乳も可)……30ml
・プレーンヨーグルト……30g
・ラカント……大さじ1(13g)
・ベーキングパウダー……小さじ1(3.8g)
ブルーベリー(冷凍)……50g
〈作り方〉
(1)ボウルにオートミール、[A]を入れて混ぜ合わせる。
(2)耐熱皿に流し入れ、ブルーベリーを散らして、ラカント適量(分量外)をふる。
(3)オーブントースターで15分焼く。
※冷蔵で3日間保存可能
たんぱく質豊富なきなこと黒ゴマを合わせることで栄養満点♪ オートミール「おはぎ」
〈調理器具〉
電子レンジ(600w)、耐熱容器、ラップ
〈材料〉
オートミール(クイックオーツ)……50g
[A]
・水(アーモンドミルクや豆乳も可)……90ml
・片栗粉……大さじ1(9g)
きなこ・黒ごま……各適量
ラカント……適量
〈作り方〉
(1)耐熱容器にオートミール、[A]を入れる。
(2)ラップをかけ、電子レンジで1分30秒加熱し、よく練る。
(3)きなこ、黒ごまそれぞれに、ラカントを混ぜる。
(4)(2)が冷めたら丸めて、きなこ、黒ごまをそれぞれまぶす。
※冷蔵で3日間保存可能
氷の代わりに冷凍フルーツを使えば、より濃厚は味わいに☆ 「バナナスムージー」
〈調理器具〉
ミキサー
〈材料〉
オートミール(クイックオーツ)……30g
バナナ……1本
アーモンドミルク(豆乳も可)……200ml
ラカント……小さじ1(4g)
水……適量
〈作り方〉
ミキサーに材料をすべて入れ、混ぜ合わせる。
※「バナナ」の代わりに「ブルーベリー(冷凍可)30g」や「いちご(冷凍可)4~5個(80g)」を使えば、ブルーベリースムージーやいちごスムージーにアレンジ可能♪
いかがでしたか。ダイエット中に甘いものが食べたくなったときも、こんな風にオートミールを使ったスイーツレシピを知っておけば、心強いですね。ぜひ、試してみてください。
[参考書籍]『ラクうまで続けたくなる! オートミール朝ごはんレシピ』(SDP)