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美容にも風邪予防にも必要な免疫力アップ。どんな食事をすればいい? おすすめの栄養素とお手軽レシピ5選

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Contents 目次

体を温める保存食! 「はちみつしょうが」

はちみつしょうが

【材料】(作りやすい分量)
しょうが……100g
はちみつ……約160g(しょうががかぶる程度)

【作り方】
(1)しょうがはよく洗い、皮つきのまま薄くスライスする(スライサーを使うと便利です)。
(2)煮沸消毒したビンに(1)を詰め、はちみつをしょうがが浸るまで入れる。
(3)冷蔵庫で保存して、2~3日後から使えます。
※煮沸消毒は、鍋に瓶と瓶がかぶる程度の水を入れて火にかけ、沸騰したら5分煮沸します。
※しょうがは皮つきのまま作れますが、気になる人はむいてください。
※保存期間は冷蔵で1か月。
※はちみつを、しょうがが浸るまでたっぷり入れるのが日持ちのポイント。
※はちみつは1歳未満の乳幼児には与えないようにします。

【ポイント】
体を温める代表食材「しょうが」をスライスして、はちみつを加えるだけ。お湯で割ったり、紅茶に少し加えたりしてもおいしいです。あとはヨーグルトに加えたり、しょうがだけをとり出してせん切りにして、お菓子のトッピングに使ったり…幅広く活用できますよ。はちみつにはすぐれた殺菌作用があるため、冷蔵保存で1~2か月程度もちます。また、のどの粘膜を保護する効果があると言われ、のどのイガイガ予防にもオススメです。

ビタミンACEがすべてそろう♪ 「かぼちゃの塩麴煮」

かぼちゃの塩麴煮

【材料】(3~4人分)
かぼちゃ……1/4個
塩麹……大さじ2
【作り方】
(1)かぼちゃは種とわたをとり除き、ひと口大に切る。
(2)鍋にかぼちゃと塩麹を入れて混ぜる。水100ml(分量外)を加えて火にかける。
(3)煮立ったらふたをして弱火で10分加熱する。
※保存期間は冷蔵で4日が目安

【ポイント】
かぼちゃには3大抗酸化ビタミンと呼ばれる、カロテン、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれます。皮にも栄養素が豊富に含まれるため、むかずに調理するのが◎。皮は少しかたいので、煮るときはなるべく皮を下側にして煮汁に浸かるようしておくと煮えやすく、やわらかくおいしくなります。

ビタミンACE+たんぱく質! 「かぼちゃと豚肉のみそ炒め」

かぼちゃと豚肉のみそ炒め

【材料】(2〜3人分)
豚バラ肉……200g
かぼちゃ……200g
[A]
・みそ……大さじ1と1/2
・酒……大さじ2
・みりん……大さじ1
・砂糖……大さじ1
・しょうゆ……小さじ1

サラダ油……大さじ1
小ねぎ(小口切り)……適量
【作り方】
(1) かぼちゃは種とわたをとり半分に切り、5mmの厚さにスライスする。[A]を混ぜ合わせておく。
(2)フライパンにサラダ油をひき、かぼちゃを並べ入れて中火で両面を焼き、いったんとり出す。
(3)続いて豚バラ肉を入れて中火で炒め、火が通ったら、かぼちゃと合わせ調味料[A]を加え、水分を飛ばしながら炒める。最後に小ねぎを散らす。
※かぼちゃがかたくて切りにくい場合は、電子レンジで1分ほど加熱するとよい。
※保存期間は冷蔵で4日が目安。

【ポイント】
かぼちゃの甘みと、豚バラ肉のうま味が合わさって、満足度抜群の一品。お腹を空かせた子どもや男性にも人気のメニューです! ビタミンACEが豊富に含まれる栄養価の高いかぼちゃですが、じつはかぼちゃの種にも健康によい働きをする栄養素が多く含まれます。コレステロール値を下げるリノレン酸やオレイン酸、ビタミンEなどが豊富です。フライパンでよく炒ってから、殻をむくと食べられます。

冷えに効く! 「ピーマンの辛みそ炒め」

ピーマンの辛みそ炒め

【材料】
ピーマン…… 5~6個

[A]
・みそ……小さじ2
・みりん……小さじ2
・豆板醤……小さじ1/2~1
・しょうゆ……小さじ1

ごま油……適量
白いりごま……適量
【作り方】
(1)ピーマンはヘタと種をとって乱切りにする。[A]を混ぜ合わせておく。
(2)フライパンにごま油をひいて、ピーマンを炒める。全体に油が回ったら合わせ調味料([A])を加えて汁気を飛ばしながら全体にからめる。
(3)白いりごまをふってできあがり。
【ポイント】
冷えの主な原因のひとつが血行不良です。唐辛子には「カプサイシン」という辛味成分が含まれていて、血行促進して体を温めてくれる作用があります。また体脂肪の分解を促すので、ダイエット中の方にもおすすめです。豆板醤やタバスコなど、唐辛子を原料とした調味料にもこれらの効果が期待できるので、冷えが気になる方やダイエット中の方は料理に活用するといいでしょう。

またピーマンはビタミンCが豊富な野菜です。とくにピーマンに含まれるビタミンCは、加熱で壊れにくいので炒めものなどに向いています。ビタミンCには白血球の働きを高めて風邪をひきにくくする働きがあるので、風邪を引きやすい今の季節は、料理にピーマンをたっぷり使うのがおすすめです。

腸活に! ごぼうが苦手な人もぜひ試してみてほしい「無限ごぼうバター」

無限ごぼうバター

【材料】
バター……10g
ごぼう……1本
しょうゆ……小さじ2
砂糖……小さじ1
おろしにんにく……小さじ1
ドライパセリ……適量
【作り方】
(1)ごぼうは細切りにして水に5分さらし、水気を切る。
(2)フライパンにバターを溶かし、ごぼうを炒める。弱めの中火で3〜4分炒めてしんなりとしたら、しょうゆ、砂糖、おろしにんにくを加える。
(3)全体にからめながら炒め、最後にドライパセリをふってできあがり。
【ポイント】
ごぼうは食物繊維が豊富で、不溶性食物繊維のセルロースとリグニン、水溶性食物繊維のイヌリンが含まれています。腸の動きを活発にして腸内環境を整えるほか、コレステロールを吸着して排出する働きがあるので、コレステロール値が気になる方におススメです。
ごぼうの皮にはタンニンやクロロゲン酸といったポリフェノールが多く含まれます。これらは抗酸化作用がつよく、アンチエイジングに役立ちます。皮の付近に多く含まれているので、皮は厚くむかずにたわしなどでこする程度にするのがポイントです。

いかがでしたか? 変わりゆく季節に元気に対応するには、やはり食材の力が欠かせませんね。大人の美容・健康だけでなく、子どもの健康が気になる方は、学研キッズネットがオススメです!

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取材・文 寺田千恵

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