朝食にもおやつにも、運動前にもいつでもどこでも食べられて栄養価も高いバナナ、FYTTE読者のみなさんも大好きな人が多いと思います。そんなバナナがバナナチップスならぬ、バナナけんぴなるものでおやつ売り場にあったので、“けんぴ”の言葉にひかれて、手にとってみました。
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今、私のなかでひそかにアツい場所、それは高知です。年明けに、高知土産として「芋けんぴ」をもらったのですが、それがなんともいえぬおいしさでした。もちろん芋けんぴ自体を初めて食べたわけではないのですが、プレーンタイプから、塩、ごま、などいろんなタイプがあり、お芋の味もおいしくて、すっかりハマってしまいました。そんな気持ちも冷めぬ間に、NHKの朝ドラで「らんまん」が始まり、土佐弁と植物に魅了される日々…。今年の夏休みはまだ行ったこともないし、高知に行ってみようかな~などと楽しい空想をめぐらせておりました。
と、そんなとき、スーパーで「厚切りバナナけんぴ」なるものを発見。「バナナのけんぴ!?」と思ったけれど、想像してすぐに「これはおいしそう」と脳が反応し、思わずカゴに入れていました。冷静に考えると、バナナチップスとは何が違うのかな?と思いますよね。
そもそも「けんぴ」とは、なのですが、調べてみると、さつまいもを細長く切って油で揚げ、砂糖などをからめたもの、とあります。この細長く、というのがポイントなのか、このバナナけんぴも、バナナを贅沢に縦にスライスしているところが、いわゆるけんぴっぽいということなのでしょう。それをココナッツオイルを使用してカラッと揚げています。
食べてみると、想像通りのサクポリ感で、砂糖も一応からめてあるのですが、こってりはしておらず、本来のバナナの味わいに、ほんのり甘さが加わったような印象で、とてもおいしい! 芋けんぴは、とにかくあのポリポリ感がたまらないわけですが、このバナナけんぴもまったく負けていません。そして、一枚が縦に長いので、通常のバナナチップスよりも大きくて、さらに厚切りなので、一枚の食べ応えがすごくあります。一気に複数枚を口に入れることもなく、冷静に一枚ずつを味わえます。もちろん素材はバナナなので、食物繊維もおやつにしてはそれなりにとれます(100ℊあたり8.0ℊ)。ランチ前、夕食前のちょっと小腹、の時間帯に2~3枚ポリポリするだけで、ずいぶんお腹が落ち着きます。しかも一袋200ℊとかなりたっぷり入っているので、これをすべて食べ終えるには、結構時間がかかると思います。なので、高コスパのおやつといってもいいかもしれません。
高知のMyブームによって、素材系おやつにハマる初夏(といってもバナナけんぴは高知、まったく関係ないけど)。みなさんももし見つけたら、一度お試ししてみてはいかがですか。(編集長ホボ)
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