調理もお手軽で、ツルツルとしたのど越しから、暑くなってくると食べる機会が増えるそうめん。ヘルシーそうに見えますが、意外と糖質量が多く、カロリーも高い食品なのです。そこで今回は、管理栄養士の金丸絵里加先生に、そうめん太りを防ぐ食べ方について教えていただきましょう! ヘルシーなそうめんレシピも一緒にご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
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薬味だけでそうめんを食べていませんか?
多くの人が、そうめんを食べるときにやりがちなこと、それは薬味だけで食べる方法。でもそこにはこんな落とし穴が……。
「1人前のそうめん(2束・100g)のカロリーは324kcalです。茶碗1杯(140g)のご飯が235kcalですから、そのカロリーの高さがわかると思います。そうめんは少量の薬味と麺つゆさえあれば、おかずもなしにツルツルと食べられてしまいますが、じつはこれこそが落とし穴。飲み込むように食べてあまり噛むこともなく、短時間で食事も済んでしまうため、満腹中枢が刺激されずに、満腹感が得にくいのです。これがついついそうめんを食べ過ぎ、カロリーオーバーとなってしまう原因と考えられます」(金丸先生)
また、そうめんの栄養成分の中心は炭水化物(糖質)。おかずもなくそうめんだけを食べると糖質の過剰摂取を招いてしまいます。
たっぷりの野菜と一緒に食べれば、栄養も腹もちもバッチリ!
では、よりヘルシーにそうめんを食べるには、どうすればよいのでしょうか?
「そうめんだけで終わるのではなく、主菜や副菜なども添えて栄養バランスを整えるようにしましょう。また、丼もののように、野菜やお肉などと一緒に盛りつけて食べることでお腹にもたまりやすくなります。そうめんは汁を吸って膨らむので、汁ごと食べられるようなメニューにするのもポイントです」(金丸先生)
よく噛んで、ゆっくりと時間をかけていただくようにすれば、より満腹感が得られます。ヘルシーなそうめんの食べ方をマスターして、これからの暑い季節に備えましょう。
<引用したのはこちらの記事!>
知らずに食べていると太る!高糖質そうめんの太らない食べ方
ここからは、日々の生活に役立つレシピをご紹介!
上記のポイントを押さえた、ヘルシーなそうめんレシピをさっそくチェックしてみましょう。