ラタトゥイユに欠かせない野菜、「ズッキーニ」は今がいちばんおいしい季節。なんとなくなじみが薄くて、敬遠している人もいるかもしれません。でも、ズッキーニはむくみを防止する効果が知られているカリウムや、各種ビタミンも含まれている夏野菜。おまけに煮込み料理だけでなく、サラダ、スープ、炒めもの、揚げものなどさまざまな料理と相性が合う、使い勝手のよい食材でもあります。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回はそんな「ズッキーニ」をテーマにお送りします!
Contents 目次
問題1 「ズッキーニ」100gは、何kcal?
□5kcal
□16kcal
□21kcal
□34kcal
「16kcal」です
「ズッキーニ」はポピュラーな夏の野菜のひとつで、6~8月がおいしい時期です。クセがなく低カロリーで、100g=16kcalほどです。1本150~200g程度ですから、1本食べても大したカロリーにはなりません。加熱をするイメージが強い野菜ですが、水分を約95%含んでいる、みずみずしい野菜なので、薄くスライスした生のズッキーニに、オリーブ油やドレッシングなどをかけていただくのも、おすすめです。
問題2 「ズッキーニ」の原産国は、次のうちどこ?
□アメリカ
□イタリア
□フランス
□中国
「アメリカ」です
「ズッキーニ」はイタリア料理やフランス料理で使われる印象が強いかもしれませんが、ヨーロッパ発祥ではなく、原産国は北アメリカ南部やメキシコです。日本では80年代に栽培が始まり、年々人気が高まっている野菜のひとつです。国内では長野県や宮崎県の出荷量が多く占めています。
問題3 「ズッキーニ」と同じ仲間の野菜は、次のうちどれ?
□きゅうり
□ピーマン
□なす
□かぼちゃ
「かぼちゃ」です
見た目は、きゅうりに似ている「ズッキーニ」ですが、かぼちゃの仲間でウリ科カボチャ属です。「かぼちゃ」は日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの3タイプがあり、「ズッキーニ」はペポかぼちゃの仲間になります。ちなみに「ズッキーニ」とは、イタリア語で「小さなかぼちゃ」という意味です。
問題4 「ズッキーニ」の皮の色として存在しないのは、次のうちどれ?
□黄色
□薄緑色
□紫色
□白色
「紫色」です
よく見かける「ズッキーニ」は、緑色をしているのではないかと思います。そのほか、黄色いズッキーニを見たこともあるでしょうか。この2種類以外に、ごく薄い黄緑色をしたものや白色、オレンジ色などもありますが、紫色のズッキーニはありません。なお、細長いものばかりではなく、丸いものやタテに溝が入ったものなど、さまざまな種類があります。
問題5 「ズッキーニ」の特徴として間違っているものは、次のうちどれ?
□未熟果を食べる
□白くて小さな花が咲く
□皮ごと食べられる
□長期保存には向かない
「白くて小さな花が咲く」です
「ズッキーニ」は、開花後5~7日の未熟果を食べる野菜です。未熟果なので長期保存にはむかず、収穫後なるべく早めに食べるのがおすすめです。皮はやわらかいので、むかずにそのまま食べることができます。また、かぼちゃの仲間ですので、かぼちゃと同じ黄色い花が咲きます。この花の中に、肉類やチーズなどを詰めて、揚げたり蒸したりする料理もあります。