炒めるとシャキシャキ、煮て食べるとほくほく、さまざまな食感が楽しめる「れんこん」は、これからおいしい季節を迎える冬野菜です。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「れんこん」。カロリーや栄養素、切り方による食感の違いなど、役立つ知識をクイズでゲット!
Contents 目次
問題1 れんこん100gのカロリーは?
□25kcal
□48kcal
□66kcal
□89kcal
「66kcal」です
れんこん100g当たりのカロリーは66kcalです。デンプン質を含んでいるため炭水化物なども豊富です。かみ応えがあり、しっかり咀嚼する必要があるため、満腹感を得やすいという点で、ダイエット向きな食材とも言えます。これからがおいしい時期ですので、汁ものや煮もの、炒めものなど、たくさん登場させたい冬野菜のひとつです。
問題2 れんこんには、さまざまなビタミンが含まれています。その中で、ほとんど含んでいないものは次のうちどれ?
□ビタミンA
□ビタミンB1
□ビタミンE
□ビタミンC
「ビタミンA」です
れんこんの主な成分は、問題1の解説でも記載した通り、炭水化物です。そのほかビタミンCや食物繊維も豊富に含まれています。一方でほとんど含まれていないビタミンは、ビタミンAやDやKなどです。そこで、にんじんと一緒にキンピラにしたり、魚介類や緑黄色野菜と組み合わせて、食卓に並べると、これらのビタミンを補給することができ、栄養バランスが整います。
問題3 れんこんには灰汁(アク)が含まれています。これに関係の深いものは、次のうちどれ?
□ルチン
□イソフラボン
□タンニン
□アントシアン
「タンニン」です
れんこんを切ると切り口が変色してきますが、これはポリフェノールが原因です。上記は、すべてポリフェノールの仲間ですが、れんこんに含まれているポリフェノールは、「タンニン」です。タンニンには、抗酸化作用、消炎、止血作用などがあります。また、せき止め効果があるので、のどの痛みなどを感じたときには、れんこんと、すりおろしたしょうが汁を組み合わせた「れんこん湯」がおすすめです。
問題4 れんこんの食感をシャキシャキにする切り方としてよいのは、次のうちどれ?
□輪切り(横にスライス)
□縦にスライス
□ラン切り
□せん切り
「ビタミンC」です
たこ焼きは、お好み焼きと比べると、たくさんの種類の具材を入れることは難しいため、全体的に栄養素が少なめになり、その分、栄養素も偏りがちになります。さて、「小麦粉・卵・だし汁・たこ」の生地でたこ焼きを作った場合、ビタミンCがほとんど含まれていません。そこで、生地に青ねぎや細かく刻んだキャベツなどを加えると、ビタミンCを補給することができます。
問題5 熊本県の郷土料理である「からしれんこん」の材料で、基本的に使用しない材料は、次のうちどれだと思う?
□小麦粉
□片栗粉
□油
□みそ
「片栗粉」です
「からしれんこん」は、熊本県の郷土料理で、おみやげとしても有名です。れんこんの端を切り落とし、れんこんの穴に白みそやからしを混ぜたものを詰め、表面に卵や小麦粉を混ぜた衣をまぶして、揚げたものです。食べるときには、薄くスライスしていただきます。ご飯のおかずには、もちろん、お酒のおつまみとしても相性のよい1品です。