炒めてもよし、煮てもよしの「チンゲンサイ」。日本で最もポピュラーな中国野菜と言えるのではないでしょうか。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「チンゲンサイ」。チンゲンサイ100g当たりのカロリーは? ほうれん草よりも豊富に含まれる栄養素とは? 食卓のバラエティを広げる、役立つ知識をクイズでゲット!
Contents 目次
問題1 チンゲンサイ100gのカロリーは?
□9kcal
□17kcal
□26kcal
□31kcal
「9kcal」です
日本でかなり身近な中国野菜と言えるチンゲンサイ。チンゲンサイは、100g=9kcalと、他の野菜に比べても低カロリーです。炒めものに利用されることが多く、シャキシャキとした食感と、ほのかな甘みのある淡泊な味わいが特徴ですが、煮くずれしにくいので、煮込み料理などにも向いている重宝な食材です。
問題2 チンゲンサイをゆでるとき、塩以外に入れるとよいものは、次のうちどれ?
□砂糖
□酢
□油
□重そう
「油」です
チンゲンサイをゆでるとき、湯に塩を入れている方は、いるのではないでしょうか。その湯の中に油を少量加える と、チンゲンサイの色あいや食感がよくなります。目安としては、水1Lに対して塩小さじ1/2~1、油大さじ1くらいです。チンゲンサイは根もとの部分が太いので、切り込みを入れて根の部分から湯に加えます。20秒ほどたったら葉の部分を加え、さらに約20秒でゆで上げると、やわらかくなり過ぎずシャキシャキとした食感が楽しめます。
問題3 チンゲンサイに含まれている栄養を、よりよく利用できる料理は、次のうちどれ?
□ゆでチンゲンサイのおかか和え
□生チンゲンサイのマヨネーズ和え
□チンゲンサイとベーコンの炒めもの
□チンゲンサイ入りコーンスープ
「チンゲンサイとベーコンの炒めもの」です
チンゲンサイは生でも食べられる野菜です。ただし体を冷やす作用があるので、どちらかというと加熱調理がよいと言えます。ゆでて和えものにしたり、汁ものの具材にしたりしても、もちろんおいしくいただけますが、ここでの正解は「チンゲンサイとベーコンの炒めもの」。チンゲンサイにはカロテンが豊富に含まれています。カロテンは油と組み合わせることで吸収がアップしますので、チンゲンサイをベーコンなどと炒め合わせるのは、とてもおすすめです。
問題4 緑黄色野菜の代表である「ほうれん草」とチンゲンサイを比べた場合、ほうれん草の約2倍含む栄養素は、次のうちどれ?
□たんぱく質
□カルシウム
□鉄
□ビタミンC
「カルシウム」です
ほうれん草にはさまざまな栄養が豊富に含まれており、緑黄色野菜の中でも、また冬の野菜としても、とても優秀です。チンゲンサイと比べた場合、たんぱく質・食物繊維・カリウム・鉄・ビタミンCなどは、ほうれん草のほうが多く含まれているのですが、カルシウムの量は100g当たり、ほうれん草=49mg、チンゲンサイ=100mgと、チンゲンサイが約2倍。どちらも秋から冬にかけて旬を迎えるおすすめ野菜ですので、今の時期に楽しみたいものです。
問題5 チンゲンサイを漢字で書いた場合に含まれている色は、次のうちどれ?
□白
□緑
□青
□黄
「青」です
チンゲンサイを漢字で書くと、「青梗菜」となります。青い(緑色)葉で、かたい軸の野菜という意味があるようです。ちなみに「青梗菜」の仲間に「パクチョイ」という中国野菜があります。軸の色がチンゲンサイと違って白いため、「白梗菜」(パイゲンサイ)とも言われます。